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1枚のカードで複数の充電サービスをカバー、3社が共同:電気自動車
利用しやすい充電サービスの拡大、これが電気自動車の普及に役立つ。JTBコーポレートセールスと日本ユニシス、充電網整備推進機構の3社は、これまで運営してきたサービスを共通で利用可能なカードを発行、このようなニーズに応えた。
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)が素早く普及するかどうか、その要因の1つが、利用しやすい充電インフラにある。現在は複数の充電インフラが並立しており、それぞれに契約や手続きが必要な場合が多い。
JTBコーポレートセールスと日本ユニシス、充電網整備推進機構の3社は、充電ネットワークサービスにおいて、提携する。2013年4月1日から、「チャデモチャージ付きおでかけCard」をJTBコーポレートセールスと日本ユニシスが共同で発行する(図1)。これにより、全国300基以上の充電器を1枚のカードで利用できるようになる。月額基本料金は1575円だ。
これまでは、JTBコーポレートセールスと日本ユニシスが運営する宿泊施設などでの充電サービス「おでかけCard」と、充電網整備推進機構が運営する急速充電サービス「チャデモチャージ」は別々のサービスであり、サービス入会手続きが重複していた。
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