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メガソーラーの能力は運転後に分かる、工場設置型の実績明らかに:自然エネルギー
太陽光発電を導入する際、前提となるのが立地だ。特に気象条件や年間日照時間は年間発電量を予測する際に欠かせない。だが、実際の発電量は必ずしも予測通りではない。太陽光発電が広がる中、実績値を広く共有することが重要だ。
太陽光発電で重要なのは太陽電池モジュールの最大出力ではなく、実際にどの程度の電力を生み出すかだ。メガソーラーの設置が増えていく中、実際の発電量が明らかになり始めている。
積水ハウスは、2013年5月、全国5カ所に立地する全ての自社工場に設置したメガソーラーの発電量を発表した。2012年3月29日までに合計6.7MWの設置を終えたものだ(図1、図2)。
2013年4月の発電量は約60万kWhとなった。各地の日照条件から、年間の発電量は607万kWhに達すると計算した*1)。
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