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四国最大のメガソーラーが建設開始、愛媛で17MW:自然エネルギー
今治造船は、愛媛県の自社所有地に出力17MWのメガソーラーを建設する。2013年度中の完成を予定しており、完成時には四国で最も出力の大きなメガソーラーとなる見込みだ。
今治造船は、愛媛県西条市で出力17MWのメガソーラーの事業を開始する(図1)。西条工場東ひうち事業部の敷地のうち、瀬戸内海燧灘を望む東側の約20haを利用し、2013年中に完成を目指す(図2)。完成時点では四国最大のメガソーラーになる見込みだという。
シャープの太陽電池モジュールを採用する。年間発電量として1900万kWhを見込み、四国電力に固定価格買取制度(FIT)を利用して売電する。
JFEエンジニアリングの子会社であるJFEテクノスが2013年5月から建設作業にあたる。同社は群馬県太田市のおおた太陽光発電所など全国8カ所でメガソーラーの建設の実績がある。JFEテクノスが太陽電池モジュールの最適配置を提案できたこと、施工力が高いことが評価されて今治造船に選ばれたという。
なお、今治造船がメガソーラーを立ち上げるのは今回が初めてではない。同社は既に2011年の時点で出力1.3MWのメガソーラーを実現している。香川県多度津町にある場の屋根に太陽電池モジュールを敷き詰めて実現した。
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