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金融機関でも電気自動車、「i-MiEV」で実証モニター開始:電気自動車
三菱自動車は城南信用金庫と連携し、電気自動車「i-MiEV」3台を用いた実証モニターを2013年10月から開始する。金融機関ならではの利用状況を調べることが目的だ。
三菱自動車は2013年10月、城南信用金庫と連携し、電気自動車の実証モニターを開始したと発表した。三菱自動車はさまざまな業種の企業と連携して実証試験を進めてきており、今回、初めて金融機関と組むことになった(図1)。
三菱自動車は急速充電機能付きの「i-MiEV」(Mグレード)3台を城南信用金庫に貸与する(図2)。城南信用金庫は東京都と神奈川県に85の店舗を展開しており、そのうち、品川区の営業所本部と大田区の池上支店、目黒区の碑衾支店に各1台配備し、業務用車両として利用する。
実証モニターの目的は金融機関用の業務用車両としての実用性の検証だ。「実際につかっていただいて利用状況を調べたい」(三菱自動車)。「当初は3カ月の期間をとって調査し、状況に応じて最大1年程度まで延長する可能性がある」(同社)。
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