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北海道で人口最大の村に2つ目のメガソーラー、養鶏場の跡地に建設:スマートシティ
北海道の太平洋側は日射量が豊富なことから、メガソーラーの建設計画が相次いでいる。人口4000人の中札内村では2つ目のメガソーラーの建設が始まった。地元の農業協同組合が所有する養鶏場の跡地を利用して、720世帯分の電力を供給する。
北海道の南部を縦断する日高山脈のふもとに、道内で人口が最も多い中札内村(なかさつないむら)がある。1800世帯の4000人が暮らす村に、2つ目のメガソーラーが2014年10月に完成する予定だ。
日本アジアグループが建設中の「中札内IIソーラーウェイ」で、もとは養鶏場があった跡地である(図1)。7万4000平方メートルの用地に、2.4MW(メガワット)の太陽光発電設備を建設する。年間の発電量は720世帯分になる見込みだ。
日本アジアグループは同じ中札内村で2013年3月に、1つ目の「中札内ソーラーウェイ」を稼働させている(図2)。年間の発電量は450世帯分で、新設するメガソーラーを加えると1170世帯分に拡大する。村の総世帯数の3分の2をカバーすることができる。
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