ニュース
埼玉県のため池で水上太陽光発電、2カ所で664世帯分を発電:太陽光
太陽ホールディングス子会社の太陽グリーンエナジーが、埼玉県で2つの水上太陽光発電所を開所した。発電規模はともに約759.2kWで、年間想定発電量はそれぞれ約99万6000kWhとなっている。
太陽ホールディングスは2020年8月7日、子会社の太陽グリーンエナジーが埼玉県にて2つの水上太陽光発電所を開所したと発表した。
今回開所した水上太陽光発電所は「白井沼貯水池」と「浅間貯水池」。いずれも2020年7月9日が開所日となっている。発電規模はともに約759.2kWで、年間想定発電量はそれぞれ約99万6000kWhとなった。これは664世帯分の年間使用電力量に相当する(一世帯当たり3000kWh/年換算)。
同社は、今回の2箇所を含めて埼玉県、兵庫県、奈良県、三重県、岐阜県、愛知県、香川県の7県で計13基の水上太陽光発電施設を開設している。今回の開所により、同社全体の年間想定発電量は一般家庭7400世帯分に相当する約22GWhに達した。
関連記事
- ため池に7000枚の太陽光パネル、年間1100世帯分を発電
いちごは、パネル出力約2.66MWの水上太陽光発電所「いちご笠岡尾坂池ECO 発電所」(岡山県笠岡市)が4月25日から発電を開始したと発表した。 - 水上太陽光の開発に大きな影響、経産省が新たな技術基準を策定へ
経済産業省は2020年4月1日、「新エネルギー発電設備事故対応・構造強度ワーキンググループ(WG)」を開催し、水上設置型の太陽光発電設備に対する技術基準の検討状況を公表した。今後、各種部材や設計について、電気設備の技術基準の解釈(電技解釈)に水上設置型太陽光特有の負荷を考慮した基準を盛り込む計画だ。 - ため池で1340世帯分を発電、太陽HDが香川県に水上太陽光発電
太陽ホールディングスの子会社である太陽グリーンエナジーは、香川県高松市に同社11カ所目となる水上太陽光発電所「小田池水上太陽光発電所」を開所した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.