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両面発電が可能な太陽光搭載カーポート、災害時には電力供給も可能に:太陽光
ネクストエナジー・アンド・リソースが両面発電モジュールを採用したカーポートの新製品を開発。従来製品より発電量が多く、非常時には災害用電源としても活用できる。
ネクストエナジー・アンド・リソースは2020年8月20日から、両面発電モジュールを採用したカーポートの新製品「Dulight(デュライト)」の販売を開始した。
新製品は、両面で発電が可能な太陽光パネルの採用により、片面パネルと比べて発電量を増やすことができる。従来の屋根材の上に太陽光パネルを載せたカーポートとは異なり、太陽光パネルを屋根自体とすることで、従来工法における屋根材や屋根設置工事のコストも削減したという。
カーポートはアルミニウム製で、太陽光パネルの重さを想定した強度は、最大風速38m/s、最大積雪60cmまで対応可能。システム機器保証は15年、両面発電モジュールのリニア出力保証は30年となっている。
なお、住宅用の自立運転機能付のパワーコンディショナーを使用した場合は、災害などの緊急時にカーポートで発電した電力を直接住宅に供給することも可能だ。
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