ホンダが持ち運べる業務用蓄電池を販売、価格は税別12万8000円:蓄電・発電機器
ホンダは業務用蓄電機「LiB-AID(リベイド) E500 for Work」を2020年10月6日から販売する。電気設備の点検業務など向けの業務用蓄電機で、価格は税別12万8000円。日本全国のHondaパワープロダクツ取扱店で販売する。
ホンダは業務用蓄電機「LiB-AID(リベイド) E500 for Work」を2020年10月6日から販売すると発表した。電気設備の点検業務など向けの業務用蓄電機で、価格は税別12万8000円。日本全国のHondaパワープロダクツ取扱店で販売する。
新製品は既に販売しているハンディータイプの蓄電機「LiB-AID E500」の電源品質や拡張性といった基本性能を継承しつつ、電気保安工事や保守点検などの業務用途に対応する仕様として、持ち運び可能な軽量で小型な電源というコンセプトで開発。運搬時や作業時の使い勝手を考慮して利便性や堅牢性を向上させたという。
具体的には2台目のLiB-AID E500やHondaの発電機とつないで並列運転する際に、一時的に定格電力を超過した場合の不足分を補助できる他、全高をLiB-AID E500より低く抑え、2段積みにも対応する。
外形寸法は全長266×全幅185×全高226mm、重量は5.6kg。リチウムイオン電池を採用し、電池容量は377Wh、定格出力300W、最大出力500Wで、300Wの出力で約1時間、500Wで約35分の連続運転が可能としている。交流コンセントとUSBポートをそれぞれ2口搭載している。
また、LiB-AID E500 for Workから供給する電気によって、接続する機器に故障や破損といった不具合が生じた場合、50万円を上限として修理費用を補償する制度も提供する。ホンダでは年間500台の販売を目指すとしている。
関連記事
- 家電も動くハンディ蓄電池、ホンダが発売
ホンダが、ハンディタイプの蓄電機の販売を開始した。交流による電力供給が可能で、テレビなどの家電も利用できる。 - テスラが家庭用蓄電池「Powerwall」を日本で本格展開、認定施工会社は8社に
テスラが日本における家庭用蓄電池「Powerwall(パワーウォール)」の設置を2020年春から本格的に開始。また、国内でパワーウォールの販売施工を行う認定施工企業が8社になったことを明らかにした。 - Looopが家庭用蓄電池の新モデル、連結可能で設置後の増設にも対応
Looopが蓄電容量を選べる家庭用蓄電システム「エネブロック」を発表。後からの増設にも対応し、細やかな容量設計を可能にすることで過剰容量による余計なコストを回避できるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.