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初の住宅用蓄電池・パワコンをついに市場投入、ファーウェイが太陽光関連の新製品を披露:太陽光(2/2 ページ)
ファーウェイは2020年11月、東京都内で新製品の展示会を開催。太陽光関連を中心に、初の住宅向け蓄電池をはじめとるする2020年の新製品を一挙に公開した。
オプティマイザー搭載のソーラーパネル「iPV375-M1A」
iPV375-M1Aは、AI技術を駆使したスマートソーラーモジュール。ソーラーパネルのフレームにオプティマイザがセットされており、インテリジェントなDC/DCコンバータとして、電圧変換をパネル単位で最適に制御する。
日陰による発電量低下の抑制、I-V曲線のリモート分析など優れた特性を有し、1枚または2枚のパネルを1つのPVセットとして構成可能なので、まとまったスペースがなくても柔軟に設置することができる。ファーウェイとしては、携帯電話基地局の独立電源用途などに販売していく考えだ。
コロナに配慮した屋内外一体展示が好評
「HUAWEIデジタルパワー製品展示交流会」は、9月9日・10日の大阪を皮切りに、福岡・広島・名古屋・福島・東京と、各地を巡回して行われた。東京は最終開催地であり、全6会場中最多となる1065人のエネルギー業界関係者が参集した。結婚式場として知られる明治記念館を舞台とし、1階の披露宴会場と屋外の日本庭園を一体にした展示会場は、開放感に満ちたものだった。
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