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農業用ため池に太陽光パネル、香川県に2MW級の太陽光発電所が完成:太陽光
三井住友建設は2021年3月、香川県坂出市で建設を進めてきた「蓮池水上太陽光発電所」が完成し、同年3月2日に竣工式を行ったと発表した。
三井住友建設は2021年3月、香川県坂出市で建設を進めてきた「蓮池水上太陽光発電所」が完成し、同年3月2日に竣工式を行ったと発表した。
この発電所は、農業用ため池に同社が自社開発した水上太陽光フロートシステム「PuKaTTo(プカット)」を利用した発電所。出力は1957kW(キロワット)で、再生可能エネルギーの固定買取価格制度を利用した2021年4月から20年売電を行う。
この発電所は「平木尾池水上太陽光発電所(2017年完成)」「女井間池水上太陽光発電所(2019年完成)」(いずれも香川県木田郡三木町)に続き、三井住友建設が手掛ける3件目の水上太陽光発電所になる。なお、同社の水上太陽光フロートシステムは、今回の発電所を含めてこれまでに国内7件、海外5件の採用実績があるという。
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