屋根リフォームと初期費用0円の太陽光をセット販売、東電EPが住宅向けに:太陽光
東京電力エナジーパートナーは2022年8月18日、既設の戸建住宅向けに、劣化した屋根のリフォームと初期費用無料で導入できる太陽光発電設備のPPAサービスをセット販売すると発表した。同月22日から販売する。
東京電力エナジーパートナーは2022年8月18日、既設の戸建住宅向けに、劣化した屋根のリフォームと初期費用無料で導入できる太陽光発電設備のPPAサービスをセット販売すると発表した。同月22日から販売する。
このサービスは、東京電力エナジーパートナーが提供する太陽光発電のPPAサービス「エネカリプラス」とLIXILが提供する屋根材「T・ルーフ」へのリフォームをセットにしたもの。既設の戸建住宅の屋根をリフォームし、その屋根に太陽光発電を設置する。自宅に住みながら太陽光発電設備の設置が可能で、工期も通常に比べ半分程度(最短で約1週間)に短縮可能だという。
エネカリプラスは、東京電力エナジーパートナーが住宅屋根を借りるかたちで太陽光発電を設置し、ユーザー側は発電した電力を自宅で利用できるサービス。ユーザーは設備の導入に掛かる初期費用などを負担せずに太陽光発電を利用でき、住宅の光熱費を削減できるという。また、設置した発電設備は10年または15年の契約期間満了後にユーザー側に無償で譲渡される。
LIXILの屋根材T・ルーフは、片流れ屋根・切妻屋根・寄棟屋根などに設置可能。カバー工法により、既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材を設置すため、短い工期での施工が可能としている。
今回提供するセットプランの提供地域は関東エリアのみとなっている。東京電力エナジーパートナーでは、エネカリプラスについて、2030年度までに販売累計35万件以上を目指す方針だ。
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