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導入ペースが鈍化傾向の太陽光発電、導入拡大への課題と業界団体からの要望とは?:第30回「再エネ等に関する規制等の総点検TF」(3/5 ページ)
日本での導入量が減少傾向にある太陽光発電。このほど開催された第30回「再エネ等に関する規制等の総点検TF」では、太陽光発電の導入拡大に向けた課題の整理と、業界団体による制度改革要望のヒヤリングが実施された。
太陽光発電の出力制御の見通し
資源エネルギー庁の系統WGでは、毎年、短期(翌年度)と長期(10年後)の再エネ電源出力制御の見通しとその低減対策等を公表している。
JPEAでは、出力制御による採算悪化と予見性の喪失により、新たな案件開発が困難となっていることから、地域間連系線等の系統増強やヒートポンプ給湯器やEV等の電化の推進、「上げDR」を促す小売料金メニューの導入などを要望している。
またJPEAでは、2050年(太陽光発電400GWAC)における出力制御の低減に向けた独自の対策として複数のシナリオを検討し、それぞれの出力抑制見通しを試算している。
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