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ファーウェイが産業用蓄電システムを強化 日本の蓄電所ニーズに対応(2/2 ページ)

ファーウェイが「スマートエネルギーWEEK春2026(PV EXPO)」で、産業向け蓄電池の新モデルを披露。電池セルのアップデートによって基本性能を引き上げた他、グリッドフォーミングなどの次世代のニーズを先取りしたモデルをアピールした。

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グリッドフォーミング対応の大規模産業用蓄電システム「LUNA2000-5015/2507-2S」

 大規模産業用蓄電システム「LUNA2000-5015/2507-2S」は、特別高圧クラスの蓄電所をよりシンプルに構築可能なコンテナ型蓄電池だ。ファーウェイ独自のスマート・ストリング・グリッドフォーミング技術を採用し、系統不安定時や停電時でも自律的に電圧・周波数を形成可能な「系統形成制御機能」を実装している。また、ブラックスタート機能や、系統周波数変動に追従した周波数制御、さらに無効電力制御機能を内包することで、系統設備の簡素化にも寄与するものとなっている。


大規模産業用蓄電システム「LUNA2000-5015-2S」

 今回のリニューアルでは、中規模産業用蓄電システムと同じく、電池セルが280Ahタイプから314Ahタイプに変更されている。これによりコンテナの大きさを変えることなく、蓄電容量の増大と高出力化を実現した。1基当たり約5.0MWhの大容量設計により、特高蓄電所での設備点数削減とシンプルなシステム構成が可能になった。加えて、同一筐体を採用した約2.5MWhモデルもラインアップし、容量バリエーションを増やしている。

 さらに、特別高圧用サブ変電所「JUPITER」やPCS収納盤「PCS-SKID」と組み合わせることで、特高クラスの蓄電所を短期間かつ効率的に構築可能とする。EPCでの設計・施工の合理化と、BOSを含めたトータルコスト削減にも役立つものと期待される。

 安全性・信頼性に関しては、やはり中規模システム同様、多層安全設計を採用することでTUV Rheinlandによる最高評価Level 3を取得している。高い安全性と信頼性を兼ね備え、グリッドフォーミングという次世代ニーズを先取りした「LUNA2000-5015/2507-2S」は、ファーウェイの理念を具現化したものだという。

 ファーウェイは今回の展示にあたり、次のように述べている。

 「再生可能エネルギーの導入が急速に進む中、電力システムには安定性と効率性を最適に両立させることが求められています。私たちは、最先端のデジタル技術とパワーエレクトロニクスを融合した革新的なソリューションを通じて、高安全性・高信頼性の製品を提供し、産業全体の高品質化に貢献してまいります」

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