エンタープライズ:ニュース 2003/07/07 16:46:00 更新


日本SGI、ハイエンドLinuxサーバ「Altix 3000」にMadisonを搭載して販売開始

日本SGIは、新Itanium 2/1.30GHzまたはItanium 2/1.50GHzを搭載した、テクニカルコンピューティング市場向けハイエンド並列Linuxサーバ「SGI Altix 3000シリーズ」を販売開始した。

 日本SGIは7月7日、新Itanium 2/1.30GHzまたはItanium 2/1.50GHzを搭載した、テクニカルコンピューティング市場向けハイエンドLinuxサーバ「SGI Altix 3000シリーズ」を販売開始したと発表した。

 Altix 3000シリーズは、1ノードで最大64プロセッサまで拡張可能な並列Linuxサーバ。複数ノード間にまたがるグローバル共有メモリ技術、および大容量メモリの使用を可能にするスーパークラスタ構成により、拡張性に優れた大規模並列システムを実現したという。現在は最大2ノード構成(124プロセッサ)となっているが、8月には4ノード構成、10月には8ノード構成のシステムを出荷の予定。

 製品ラインアップは、ハイエンドの「Altix 3700スーパークラスタ」とミッドレンジの「同3300サーバ」の2種類を用意する。価格は、Itanium 2/1.30GHzを4個と8Gバイトのメモリを搭載したAltix 3300で777万円から。

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[ITmedia]