エンタープライズ:特集 2003/10/24 15:00:00 更新


特集:第3回 Sun ONE Studio 5を使ったアプリケーション構築の手順 (2/6)

Sun ONE Studio 5のインストール課程を見ていく

 まず最初にJ2SDKのインストールから行います。Sun ONE Studio 5を使用するためには、J2SDK1.4.1_02以降が必要となります。次のサイトからダウンロードを行い、インストールします。

http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/

 そしてSun ONE Studio 5 Standard Edition(評価版)本体のインストールのためには、次のサイトから60日評価版をダウンロードしてください。

http://jp.sun.com/software/sundev/jde/try/

 なお、バイナリはSun ONE Application Server 7同様ダウンロードセンターから取得することになります。ダウンロードセンターへのアクセス方法については、連載第2回を参考にしてください。

1. インストーラの起動

inst1.jpg

ダウンロードしたバイナリを実行します。初期画面では「次へ」をクリックすればよいです


2. ライセンス契約書を読みます

inst2.jpg

ライセンス条項にを読み、「同意します。」をチェックし、「次へ」をクリックします


3. 使用するJava 2 SDKを選択します

 インストーラはOS上に対応しているJava 2 SDK v. 1.4.1を認識し表示します。ここでは対応するJava 2 SDKがあるフォルダを確認し、「次へ」をクリックします。

inst3.jpg

操作は、標準指定のフォルダをそのまま受け入れる、見つかったJava 2 SDKのリストから選択する、「ブラウズ」をクリックして別のインストール先を指定するといった流れになる


4. ライセンスの入力

 試用ライセンスであれば下画像のようにしてライセンスの生成後、「次へ」をクリックします。製品ライセンスを持っている場合には、そのシリアル番号を入力すればよいです。

inst4.jpg

「60日間試用」をクリックします。試用版シリアル番号が生成されます


5. インターネット接続の設定

 Sun ONE Studio 5は、起動時にアップデートセンターにアクセスし、パッチや新機能のための新しいモジュールの提供されているかを確認することができます。そのためのインターネット接続設定を行います。

inst5.jpg

LAN内のファイアウォールからプロキシサーバを経由する場合には、各項目に入力します


6. インストールディレクトリ(フォルダ)の指定

 ここでは標準のインストール先フォルダをそのまま受け入れるか、特に空き容量の都合などにより変更するには「ブラウズ」をクリックし、別のフォルダを選択します。確認後は「次へ」をクリックして次に進みます。

inst6.jpg

インストール先のフォルダを確認します


7. インストールするコンポーネントを選択します

 次のコンポーネントが選択可能です。ここでは、「Core Platform & Modules」を選択します。また、Sun ONE Application Server 7をインストールしていない場合には、ここでインストールすることができます。

inst7.jpg

ここでは「Core Platform & Modules」(必須、Sun ONE Studio 5コアモジュール)、「PointBase Server 4.2 Restricted Edition」(リレーショナルデータベースPointBaseServer4.2、開発用ライセンス)、「Sun ONE Application Server 7 Update1」それぞれのコンポーネントが確認できます


8. ファイルの関連付けを行います(Windows版のみ)

 ファイルの関連付けを行うと、そのタイプのファイルをダブルクリックするだけでSun ONE Studioが起動します。

inst8.jpg

関連付けるファイルタイプを選択し、「次へ」をクリックして次に進みます


9. インストール設定の確認を行います

 このステップですべての操作が終わります。「... 正常にインストールされました」とのウィンドウが表示されたら、「終了」ボタンを押して完了です。

inst9.jpg

設定を確認して「次へ」をクリックするとインストールが開始されます。


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[高山義泉,ITmedia]