エンタープライズ:ニュース | 2003/10/24 16:14:00 更新 |
Office 2003 日本語版が発売開始
10月24日、マイクロソフトのビジネスアプリケーションスイート「Office 2003」が全国のパソコンショップ店頭で発売開始となった。コーポレートユーザーとともに、個人ユーザーの需要をも喚起できるかが国内では鍵になる。
10月24日、マイクロソフトのビジネスアプリケーションスイート「Microsoft Office 2003 Editions」が全国のショップ店頭で発売となった。前バージョンのOffice XPから約2年5カ月ぶりに、普及本数・ユーザー数ともに最大級のアプリケーションソフト群がバージョンアップしたことになる。
Microsoft Office 2003 Editionsはビジネスアプリケーションのスイート製品だが、その構成する製品によってEditionが異なる。今回店頭で発売となったのは、ビジネスからプライベートまですべてのユーザーを対象とした「Microsoft Office Professional Edition 2003」と、ビジネスでの使い始めに適したエントリーユーザー向けの「Microsoft Office Standard Edition 2003」、そしてホーム/ファミリー利用に適した一般ユーザー向けの「Microsoft Office Personal Edition 2003」の3製品(製品の詳細はこちら)。
東京・秋葉原のTHE Computer館ではこの日、フロアのリニューアルオープンを兼ね、店頭にOffice 2003のパッケージを並べて発売記念のイベントを実施した。
同店では発売日となる10月24日から11月3日までの間、ソフト一万円以上の購入者を対象に、ソニーのDVカメラやパナソニック製ハイブリッドDVDレコーダーなどが当たる抽選会を実施している。また店舗入り口には、WordやExcel、それにユーザーインタフェースを一新したOutlookなどの各アプリケーションの新機能を紹介するデモコーナーも設置されている。
Office 2003にはコラボレーションを基盤としたエンタープライズ向けの新機能が多い中、日本独自のアプリケーションであるHomeStyle+など、個人ユーザーが便利に利用できるフィーチャーも用意されている。昨今アプリケーションソフトセールスの低迷が続くなか、Office XPもその例外になれず苦戦した経緯がある。定番であるWord、ExcelとHomeStyle+を武器に、これからの年末商戦に向けてプリインストールと合わせた個人のOffice 2003需要を喚起できるかが注目される。
表■Office 2003 Editionsの価格表
Professional Edition 2003 | 通常パッケージ | 5万9800円 (5万2500円) |
アップグレード パッケージ | 3万7800円 (3万2700円) |
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アカデミック パッケージ | 3万2800円 (2万8900円) |
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Standard Edition 2003 | 通常パッケージ | 5万2800円 (4万5980円) |
アップグレード パッケージ | 2万8000円 (2万4350円) |
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Personal Edition 2003 | 通常パッケージ | 4万4800円 (3万8900円) |
アップグレード パッケージ | 2万1800円 (1万8900円) |
各パッケージ版の価格はマイクロソフト資料による推定小売価格
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[柿沼雄一郎,ITmedia]