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2004/02/17 14:35:00 更新


「Winnyの暗号化も解読」――One Point Wallに新製品

ネットエージェントは2月27日から、P2Pファイル交換ソフト「Winny」の通信をブロックするファイアウォール、「One Point Wall Winny」を販売する。

 ネットエージェントは2月27日から、P2Pファイル交換ソフト「Winny」の通信をブロックするファイアウォール、「One Point Wall Winny」を販売する。価格は、9万8000円/100デバイス。同社が販売する「One Point Wall」シリーズに、新製品を追加するかたち。

 One Point Wallは、企業などが管理するファイアウォールの内側に設置することを想定した、“ブリッジ型ファイアウォール”。複雑な設定なしに、特定のアプリケーションで利用される通信のみを止められるのが特徴だ。これまでに、「2ちゃんねるへの書き込み」「WinMX」「SoftEther」「ファイナルファンタジー XI(FF XI)」などをブロックする製品がラインアップされていた。

 今回、新たに「Winnyの暗号を解読した」(ネットエージェント)ことで、通信内容を判断して検知することが可能になったという。

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同社のサイトには、「Winnyの暗号化の解読模様」と題した資料が公開されている(クリックで拡大)

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[杉浦正武,ITmedia]

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