「史上最悪――深刻な被害を与えた「MyDoom」

大量メール送信型のウイルス「MyDoom」は、その拡散速度において過去最悪のウイルスとなった。SCOを標的とした初代MyDoomに続き、Microsoftを狙った亜種まで登場している。
新着記事


サービスとしてのアプリケーションが主流に――米PeopleSoftのコンウェイCEO
[海外記事] 米PeopleSoftは、経営戦略やユーザーへの情報提供などを行う年次カンファレンス「PeopleSoft Leadership Summit 2004」を、ネバダ州ラスベガスで開催した[5/22 04:45]

Opinion:
最良のウイルス対策ツールとは
[海外記事] 最近のウイルスやワームは、たった1つの「病原菌」によってネットワーク全体が感染し、大惨事を引き起こす。そこで私の考える最良のウイルス予防策は、皆で協力し合うことだ。[4/12 15:29]

Opinion:
DDoS攻撃の解決策を求めて
[海外記事] 会社の、あるいは自宅のインターネット接続をあふれさせ、本来の利用をできなくしてしまうDDoS攻撃。今のところ、この攻撃に対する有効な対応策はほとんどない。[3/26 00:40]


RIAAサイト、MyDoom攻撃でダウン
[海外記事] 全米レコード協会(RIAA)のサイトが5日近くにわたってアクセスできない状態になっており、この障害の原因はMyDoomワームにあるとみられる。[3/23 10:45]

Opinion:
「ウイルスギャング団」が引き起こした亜種の異常発生
[海外記事] この数週間で多数のウイルスの亜種が登場したのは、MyDoomers、Bagles、Netskysの3つの「ウイルスギャング団」による抗争が原因だ。その抗争に巻き込まれないよう、私たちは自衛しなくてはならない。[3/8 18:30]


背景には作者どうしの抗争? 続出する亜種ウイルス
[国内記事] 「Bagle」「NetSky」の亜種が次々と登場している。ユーザーにとって迷惑極まりないこの現象は、ウイルス作者どうしの競争の結果である可能性が高いことを複数の会社が指摘した。[3/4 18:02]


続出する亜種、英文メールの添付ファイルに注意を
[国内記事] 先週末から今週にかけて、電子メールで広がるタイプのウイルス「Bagle」「NetSky」の亜種が続々と登場している。[3/4 08:47]


MyDoomの拡散は止まってもオープンポートがウイルスを呼び寄せる
[海外記事] MyDoomの傷あとは深い。オープンポートを狙って今後もたくさんの変種が登場するだろうとアナリストは予測する。そんな中、MyDoomを駆除しようとするNachiの類似ウイルスも発見されている。[2/13 18:34]


SCO、本サイト復旧は先延ばし
[海外記事] 調査の結果、MyDoomに感染したコンピュータからSCOサイトへの攻撃は今も続いていることが分かったという。同社は引き続き定期的にテストを行い、「トラフィックが収まれば」本サイトを復活させるとしている。[2/13 09:22]


日本語版Windows狙う「Nachi.B」浮上
[海外記事] 「Nachi.B」が感染したコンピュータの台数はこれまでのところわずか。このワームは日本と中国にかかわる第2次世界大戦中の重要な日付が多数含まれるHTML文書をコンピュータに置く。[2/13 09:18]


MyDoomの新しい亜種、狙いは捜査のかく乱?
[海外記事] 2月8日に拡散を始めた「Doomjuice」ワームは、被害者のHDDにオリジナルのMyDoomのソースコードを保存する。これはウイルス作者追及の捜査を混乱させる狙いがあるかもしれない。[2/12 09:07]


Opinion:SobigとMyDoomが成功を収めた本当の理由
[海外記事] SobigやMyDoomといったウイルスがあれほどもまん延した真の理由は、自らの収益確保に目がくらみ、電子メールを信頼できるものにするための業界標準作りに積極的に取り組まないベンダーとプロバイダー、そして彼らを支援するわれわれユーザー自身にある。[2/10 20:38]


初期型MyDoom感染マシンに取り憑く「MyDoom.C」が登場
[海外記事] 新バージョンのMyDoom.Cは、1月に流行したウイルスに変更を加えたもの。初期型とは異なり、この変種は電子メール、KazaaなどのP2Pネットワークを使って感染するタイプではなく、影響は少ないという。[2/10 09:55]


スパムとMyDoom、2004年1月に過去最悪を記録
[海外記事] 2004年1月、全メールに占めるスパムの割合は過去最悪の60%に達した。また、1月にはMyDoomウイルスが急拡散、ウイルスによるものとしては過去最悪の390億ドルの被害を引き起こした。[2/5 23:45]


“次のMyDoom”を食い止めるウイルス対策技術は――?
[海外記事] MyDoomのようにわずか数時間で急拡散するウイルスに対して、ウイルス対策ソフトは有効か? 防御のためのソフトの「層」がもう一つ必要だと指摘する声や、そもそも添付ファイルを簡単に開けてしまうことが問題だと指摘する声が上がっている。[2/4 19:56]


MS、MyDoom.Bによる攻撃ほぼ回避
[海外記事] MyDoom.Bは3秒ごとに10回の頻度でMicrosoftのホームページに接続を試みる。このリクエスト増大の影響で、パフォーマンスは恐らく10〜20%低下したというが、今のところアクセス不能などの問題は起きていない。[2/4 09:18]


MyDoomが突き付けたウイルス対策技術への疑問
[海外記事] 急激に感染を広げた「MyDoom」は、これまでのウイルス対策のありかたに疑問を突きつけている。[2/4 09:16]


MyDoomウイルスでSCOはサイトを移動、次の攻撃に備えるMicrosoft
[海外記事] 猛烈な勢いで感染を広めたMyDoomウイルスが仕掛けた攻撃により、SCOのサイトはアクセス不能な状況に陥り、サイトの移転を余儀なくされた。一方、同じくMyDoomのターゲットとされたMicrosoftは次なる攻撃に備え、警戒を呼びかけている。[2/3 15:04]


MyDoom、両バージョンとも同一犯による可能性が浮上
[海外記事] あるセキュリティ研究者は2月2日、MyDoomのオリジナル版と亜種MyDoom.Bには、いずれもコード内に“andy”という名前が残されていると指摘した。[2/3 13:06]


MyDoomウイルス、1月のウイルストップに
[国内記事] ウイルス対策企業Sophosの集計によると、1月のウイルストップ10リストの1位は月末に登場した「MyDoom」となった。[2/3 11:33]


SCO、MyDoom対抗の代替サイト開設
[国内記事] SCOの代替サイト「www.thescogroup.com」では、www.sco.com訪問時と同様のアクセス環境とリソースを提供しているという。[2/3 11:29]


MyDoomが引き起こした過去最大級のDoS攻撃
[海外記事] MyDoom感染PCからSCOのWebサイトに仕掛けられたサービス妨害攻撃のスピードと激しさは、セキュリティ業界を驚かせている。[2/2 18:57]


SCOサイト、MyDoom感染PCの一斉攻撃でダウン
[海外記事] 米SCO GroupのWebサイトはMyDoomウイルスにより、データの大洪水で「完全に使えなくなった」と同社は説明している。[2/2 11:56]


MyDoom感染PCからの一斉攻撃に備えるSCO
[海外記事] SCO広報担当のブレーク・ストーウェル氏は1月30日、MyDoomが生成する大量なトラフィックに備えていると語った。通常のWebサイトは稼働し続けたい考えだが、万一に備えた計画も用意していると同氏。[2/2 06:54]


MyDoom.B、広告サーバへのアクセスも遮断
[海外記事] このウイルスは、ウイルス対策を妨害しMicrosoft.comへのDoS攻撃を予定するだけでなく、感染マシンのhostsファイルを書き換えて特定の広告配信サーバにアクセスできなくしているという。[1/30 20:23]


MS、「MyDoom.B」犯人逮捕に懸賞金
[海外記事] MyDoom関連では、これが二件目の懸賞金の設定となる。SCO Groupは27日、オリジナルのMyDoomウイルス作者逮捕につながる情報に25万ドルの報奨金を出すと発表している。[1/30 12:21]


MyDoom、「史上最悪」は確実か
[海外記事] F-Secureは電子メールアドレス取得の方法が攻撃的であることなどからMyDoomが「史上最悪」のウイルスと宣言、一方Symantecは過去のウイルスの時より備えがよくできていたため、損害はある程度抑えられたとしている。[1/29 18:21]


さらに悪質な「MyDoom.B」浮上、ウイルス対策を妨害しMSサイトを攻撃
[海外記事] 新たに登場した亜種は、Microsoft.comを攻撃するようプログラムされているほか、65のウイルス対策サイトへのアクセスを遮断すべくホストファイルを修正、エンドユーザーの最新ウイルス定義ファイル入手を妨害しようとしている。[1/29 12:25]


MyDoomの憂うつは数年にわたって続く――?
[海外記事] 地球を一回りして、MyDoomウイルス感染率はピークを過ぎたのかもしれない。だがCode Redワームが指標になるとすれば、その影響は何年も続くかもしれないとの見方もある。[1/28 20:55]


MyDoomウイルスの被害深刻――標的にされたSCOが犯人逮捕に懸賞金
[海外記事] MyDoomウイルスを使ったSCOのサイトへの攻撃は「他社にも迷惑がかかって問題が深刻」とするSCOは、犯人特定情報の提供に総額25万ドルを出すと宣言。一部では、MicrosoftもMyDoom犯人逮捕に懸賞金を設定するのではとの見方も。[1/28 17:54]


「MyDoom」ウイルス、過去最悪のペースで感染拡大
[海外記事] 電子メールサービス企業MessageLabsによれば、インターネットで送信されるメールのうち12通に1通ほどがMyDoomに感染。過去に最も感染を広げた「Sobig.F」ウイルスの場合でも、感染メールは17通のうち1通にすぎなかった。[1/28 09:14]


巧みなソーシャルエンジニアリングが引き起こしたMyDoomのまん延
[国内記事] 「MyDoom」ウイルスがまん延した理由は、巧みなソーシャルエンジニアリングにあった――新ワームについて、ウイルス対策ベンダーはこのように分析している。[1/27 23:39]


「MyDoom」ウイルスの被害急拡大、SCO攻撃が目的か
[海外記事] 1月27日、大量メール送信型ウイルス「MyDoom」がインターネット全体に急速に拡大した。オープンソース/Linuxへの敵対行為で話題のSCOのWebサーバにDoS攻撃を仕掛けることが目的のようだ。[1/27 11:05]

関連トピック

波紋を広げるSCOの知的所有権問題

[海外記事] SCOによるソースコード著作権を巡るIBM訴訟問題は、ますます激化する一方だ。SCO、IBMを取り巻くNovell、SuSE、そしてMicrosoftと波紋は広がりを見せている。これまでの流れを復習してみよう。


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