「ムヒ」ブランドの製造販売で知られる医薬企業 池田模範堂は、1995年に開設した「お客様相談窓口」を「お客様対応システム」として強化した。発表によると、2009年9月の運用開始から、受付時に起票していた年間約1万枚の帳票を「0枚」に削減できたり、顧客へのレスポンスタイムが平均で約半減したりするなど、効果が上がっているという。
開発は、東芝ソリューションのパッケージソフト「CT-SQUARE FX」をベースに行われた。特徴としては、「ナレッジの共有」、「オペレーターへアドバイスできるフォローの仕組みの実装」、「オペレーターによる適切な情報登録をナビゲートし、正しくエスカレーションできること」などが挙げられている。
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静岡を地盤とした堅実経営で、世界的にも高い評価を得ている静岡銀行。その静岡銀行が、業務の手続きをまとめた「規定」の見直しに着手したのは2007年。派遣社員やパートなど、業務の担い手が変化する中、専門用語が多く、分かりにくかった規定を見直すことが、喫緊の課題となっていた。
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