Google DocsにFacebookのコメントに似たディスカッション機能が追加
Google Docsの新しいディスカッション機能では、Facebookのコメントスレッドのように発言者のアイコンが表示され、新しいコメントが投稿されるとGmailの受信トレイに通知が届く。
米Googleは3月16日(現地時間)、オンラインオフィススイート「Google Docs」のコメント機能を強化したディスカッション機能「Discusstions」を追加したと発表した。向こう数日のうちに全Googleユーザーが同機能を利用できるようになる。
Googleは2010年4月のGoogle Docsの刷新で、ドキュメントを表示しながらのコメントの交換を可能にした。Discusstionsはこれをさらに発展させたものだ。
Google Docsのドキュメントページの右上に新たに追加された「Discusstions」をクリックすることでディスカッションを開始できる。コメントの前に「@アカウント名」と記入することで、そのドキュメントを共有しているメンバーの誰に対するメッセージかを明示できるようにした。各コメントには発言者のアイコン(Googleアカウントで設定したもの)と発言日時が明示され、時系列のスレッドとして表示される。
宛先となったメンバーがドキュメントを開いていなくても、Gmailの受信トレイにメッセージが届くことですぐにディスカッションに参加できる。
Discussionsのプルダウンメニューにある設定メニューでは、新たなメッセージが追加になった場合の通知方法を設定できる。
ディスカッションのスレッドは、話し合いのテーマが解決したら非表示にすることができる。後から再表示することも可能だ。
この機能は、有効になった後に作成したドキュメントでのみ利用できる。
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