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Google、Appsの新機能を“週間導入”できる選択肢を提供
Google Appsの新機能を導入前に把握しておきたい管理者のために、新機能を週に1度、事前通知後に追加するリリースプロセスを新設した。
米Googleは3月15日(現地時間)、有料版オンラインスイート「Google Apps」の新機能を週に1回まとめて導入できる選択肢を追加したと発表した。従来はWebブラウザをリフレッシュするだけで新機能が追加されているが、複雑なIT環境を管理する企業の管理者から新機能導入前に準備期間が欲しいという要望が多かったという。
Google Appsの管理者は、コントロールパネルで以下のいずれかのリリースプロセスを選択できる。
- Rapid Release:従来通り、リリースと同時に自動的に新機能が利用できる
- Scheduled Release:毎週火曜日に、それまでの1週間にリリースされた新機能がまとめて追加される。1週間前には新機能についての事前通知がある
この新プロセスは、Gmail、Contacts、Google Calendar、Google Docs、Google Sitesに適用される。現在コントロールパネルで「Pre-release features」を有効にしている場合は、自動的にRapid Releaseになるが、変更できる。
Googleは同日、Google Appsの管理者やユーザーが新機能について学ぶための新たなWebサイトwhatsnew.googleapps.comも立ち上げた。Scheduled Releaseを選択した管理者はこのWebサイトであらかじめ新機能を把握できるだろう。
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