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ソフトウェアAG、内部統制管理ツールの新製品 日本版SOX法に対応
ソフトウェア・エー・ジーは、内部統制管理ツール「ARIS Risk & Compliance Manager 3.1 J-SOx 対応版」を発売した。新製品では日本版SOX法に対応したほか、テスト・評価のオフライン処理機能などを追加した。
ソフトウェア・エー・ジー(ソフトウェアAG)は8月10日、日本版SOX法に対応した内部統制管理ツール「ARIS Risk & Compliance Manager 3.1 J-SOx 対応版」(ARCM3.1 J-SOx)を発売したと発表した。
新製品は、既に提供されている「ARCM3.1日本語版」を日本版SOX法に対応させたもので、「ARIS Audit Manager for J-SOx」(A4J)の後継ツールに当たる。A4Jからの変更点としては、(1)オフラインでExcel上でテストや評価を実施し、その内容をARCM3.1 J-SOxにインポートできる機能、(2)Microsoft SQL Serverへの対応、(3)作成済みテストケースの更新機能、(4)GUIの改善――などを実現している。
対応OSはアプリケーションサーバがWindows 2003 Server Standard Edition SP2、データベースサーバがWindows 2003 Server Enterprise Edition SP2。データベース管理システム(DBMS)は、Oracle 10.2とMicrosoft SQL Server Enterprise Edition 2005に対応する。
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