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Google Mapsモバイル版の検索広告刷新――「CTRが2倍」とAdWords担当者
Android版Googleマップの検索結果に表示される広告のデザインが新しくなり、Googleマップ内で広告主のWebサイトを閲覧できるようになった。
米Googleは6月22日(現地時間)、モバイル版Google Mapsの検索広告フォーマットを刷新したと発表した。新フォーマットは同日から徐々にAndroidの“新しいバージョン(具体的なバージョンは明記されていない)”端末で表示されるようになるという。
同社によると、新フォーマットの初期テストではCTR(表示された広告がクリックされた頻度)が従来の2倍になったという。
新フォーマットでは、「経路」や「通話」などの重要な要素を従来より目立たせ、「ハイパーローカル」マーカーによって、検索したユーザーの現在地から広告主のお店までの距離を表示するようになった。また、従来は広告をクリックすると概要ページが開き、詳細を見るにはGoogle Maps外部のページに飛ぶ必要があったが、Google Maps内でお店のページを閲覧できるようになった。
AdWordsユーザーが新フォーマットを利用するには、モバイル専用キャンペーンを作成し、モバイル検索に広告を表示させるように設定し、広告設定オプション(無料)を有効にしておく必要がある。
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