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Apple、Mountain Lionに自動更新機能を実装か
今夏のリリースが予定される「OS X Mountain Lion」の開発者向けプレビューの最新版に、ソフトウェアの更新情報を自動的にチェックする機能が加わった。
米Appleは、6月26日に公開した次期OS「OS X Mountain Lion」の開発者向けプレビューの最新版に「OS X Security Update Test 1.0」というセキュリティ新機能を実装したもようだ。Mac向けセキュリティ製品を手がけるIntegoが伝えている。
OS X Security Update Test 1.0は、ソフトウェアの更新情報を自動的に毎日チェックして、更新プログラムをバックグラウンドでダウンロードしたり、インストールしたりできるようにする機能とみられる。
近年はMacを狙うマルウェアが急増。直近ではJavaの脆弱性を突いて拡散する「Flashback」が問題になったが、Oracleの修正パッチ公開からApple側が対応するまでに“タイムラグ”が生じたことが原因で感染が拡大したという指摘もあった。
Appleは直近のMac向けセキュリティアップデートで“タイムラグ”がないように取り組む姿勢を見せたが、Mountain Lionでは新機能でこうした取り組みをさらに進める狙いがあるようだ。Integoは「OSだけでなくその他のソフトウェアの更新も可能になれば有望な機能になるだろう」としている。
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