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BMW、「ReachNow Ride」で配車サービス参入
BMW Groupのカーシェア企業ReachNowが、配車サービスに参入した。シアトルで、プロのドライバーが運転するBMW X1あるいはBMW 3シリーズを利用できる。
独BMW Group傘下で米ワシントン州シアトルに拠点を置くカーシェア企業ReachNowは7月17日(米国時間)、配車サービス「ReachNow Ride」を開始すると発表した。
2016年創業のReachNowはこれまで、シアトル、ポートランド、ニューヨークで、iOS/AndroidアプリによるBMW、BMW i、MINIの車両のシェアサービスを展開してきた。
配車サービスは、まずシアトルで開始する。米Uberや米Liftとは異なり、ドライバーはプロで、車両はBMW X1あるいはBMW 3シリーズから選べる。
配車にはカーシェアと同じReachNowアプリを使う。20分〜1週間前からの予約も可能だ。アプリからの発注の段階で、車内温度やラジオ局、「QUIET TIME」の設定ができる。車内では端末の充電もできる。
ReachNowは発表文で、個人としての車の所有が減少する中、向こう5〜10年中に自動車産業は劇的な変化を迎えると考えており、カーシェアや配車サービスが今後重要になるとみていると語った。
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