川井氏が語る「魔牙霊」の目指すものとは？

　緊急発表で騒然とするレセプション会場でわれわれ取材班が知り得た内容を，マイクロソフトXbox事業本部制作本部制作第1グループシニアマネージャー・川井博司氏のコメントや取材をもとにお届けする。

　川井氏は，（このレセプションの）「最大の注目はTFLOではあるが……」と前置きし，「今回のレセプションのために，会場での発表は見合わせてきた，という意味合いもある」と“狙った”発表であることも明かしている。

　さて，気になるそのゲーム内容だが，今作は，日本向けに作られた純粋なアクションゲーム。既報の通り，これまでスクウェアで「FFVII」「FF9」「パラサイトイブ」といったRPGを手がけてきた氏の，初のアクションゲームとなる。

　川井氏も「これまでRPGばかりやってきたので，違うジャンルに冒険したくなった」というのも1つの理由らしい。もしこれが，世界的にも広く受け入れられるようになれば，世界販売へ移行する意思もあるようだ。

　さて，アクションゲームと聴くと，進行上で結構テクニックを必要とされるものが多いが，「魔牙霊」が目指すものは逆だ。だれでも直感的に，簡単に操作できて，爽快感のあるものを開発するとのこと。

　2本の刀を使った爽快感あふれるコンボ，そして主人公の周りを浮遊する生命体“おろち”もさまざまに姿を変え，さまざまなアクションを見せてくれるというのだ。

　残念ながら，発売日は「まだ言える段階にまできてはいない」（川井氏）。またXboxLiveへの対応についても未定とのことだが，日本国内のゲームスタジオの優秀なクリエイターによる新タイトルに期待したいところだ。

・E3 TOP INDEX
・E3 ニュース INDEX
・E3 スクリーンショット INDEX
・E3 ムービー INDEX
・E3 メーカー INDEX
・SOFTBANK GAMES INDEX