ついに発売された「牧場物語　ワンダフルライフ」。さっそく牧場生活を満喫している人も多いと思うけど，今回は，“はじまりの章”から“たんじょうの章”の導入部分まで、どんなことができるのかを中心に紹介していくぞ。

　　でもそんなことを言っていても始まらない。まずは牧場での生活をスタートしてみよう。最初にすることは，牧場にいるメス牛の世話からだ。

　牛からは毎日ミルクをしぼることができ，それを出荷することでお金を稼ぐことが可能だ。牛に話しかけたりブラシをかけたりすることで機嫌がよくなり，質のいいミルクを出してくれるようになる。

■ミルクは毎日絞ることができる。牛の体調や機嫌によって，ミルクの量や質が変わってくるので注意しよう。

■ニワトリの卵が孵り，牧場に新しい仲間が増えた！　どんな名前を付けようかなぁ。

　牛のエサはかいばや牧草。かいばは，雑貨屋で購入するか，牧草地で刈り取ることによって自動的にストックされる。動物が食べて，エサ箱にかいばがなくなっていたら，かいばを補充してあげることが必要だ。

　晴れた日には牛を牧草地に放牧してあげよう。放牧地に放しておけば機嫌もよくなり，わざわざエサを用意する必要もないという一石二鳥が期待できる。ただし，雨が降っているときに放牧していると病気になってしまうことがあるので，天気予報は家のテレビでしっかりチェックしておくべし。

　それでも病気になってしまったときには，食料庫にLet's GO！　「アニマルケロリ」という薬を注文して，牛に使ってあげよう。

　ちなみに牛からしぼったミルクは，自分で飲んでもいいし，出荷することもできる。出荷したい場合には，食料庫に行って出荷箱にミルクを入れておけば，タカクラが町で売ってきてくれるぞ。

　売上げは台帳をチェックすれば分かるようになっている。自分の働きを確認するためにも，一日一回，忘れずにチェックしておこう。

　牧場では動物の世話だけでなく，作物を作るのも仕事のひとつ。動物の世話よりも手間がかかるので大変だけど，それだけに収穫の喜びはひとしおだ。

■牧場にある畑では，さまざまな作物を収穫することができる。

■たわわに実った作物たち……この瞬間が，畑仕事の醍醐味だ。

　作物はまず種を入手するところから始まる。ゲームスタート時にはトマトの種を2つ持っているけど，種がなくなった場合には農場に行って買うことができる。

　それぞれの種には育てるのに適した時期があり，その間に実がならない（季節をまたぐと）と枯れてしまうので注意。種をまくのに適した時期は，種を手に持った状態で（畑以外の場所で），Aボタンを押せば知ることができるぞ。

　牧場にはやせた土の畑，少し肥えた土の畑，よく肥えた土の畑の3つのタイプの畑がある。それぞれの作物には育てるのに適した土があるので，うまく畑を使い分けていくのが重要だ。

　こうして種をまく畑が決まったら，種をまく前にクワで畑を耕そう。畑は耕しておかないと種をまくことができない。また，1マスに1つしか種をまくことができないので，種の数だけ畑を耕す必要があるのだ。

　種をまくには，手に種を持って耕した部分でAボタンを押せばOK。じょうろで毎日水をあげてる，収穫の時期を待つだけ。実った作物は自分で食べたり，人にあげたり，売ってもいい。

　そうそう，食材はそのまま食べたり，売ったりするだけでなく，いろいろ組み合わせて料理することもできるぞ。

　料理のレシピは宿屋の厨房で見つけることができ，住人と仲良くなることで新しいレシピを教えてもらうこともできる。ただし，正しい食材の組み合わせで料理しないと失敗作ができてしまうので注意。おいしそうな料理ができたら自分で食べたり，好きな人にプレゼントしてみよう。

■自宅のキッチンで料理を作ることができるぞ。料理するには，材料を選ぶだけでOK。

■おいしそうな料理ができた！ レシピは教えてもらったり，いろんなところで見つけることもできる。