「ラグナロクオンライン」が日本に本格上陸！

2002年8月6日

　ガンホー・オンライン・エンターテインメント（旧オンセール）と韓国のグラヴィティは8月6日，帝国ホテルにおいて，グラヴィティの人気Windows用MMORPG「ラグナロクオンライン」の日本独占的な展開・運営に関しての発表を行った。

「ラグナロクオンライン」は，韓国で250万人のユーザーを誇る大ヒット作。韓国の人気漫画家・Lee Myoungjin氏原作の同名ファンタジーコミックの世界観と設定をベースに開発されている。2Dと3Dが調和した見やすい画面構成やコミュニティの活発化，さらにはキャラクターデザインなどが日本人ユーザーにも人気となりそうだ。

　ガンホー・オンライン・エンターテインメント代表の孫泰蔵氏は，「オンラインのオークション事業をやってきた，カスタマー対応，サーバの運営＆管理のノウハウを活かせると思う」と，オンラインゲーム事業も自信満々だ。さらに，「ラグナロク〜」のキャラクターグッズやファンイベントのサポートなども展開していくという。

　既に日本では55万人のベータテスターがいるというから，期待も高まる。ガンホー・オンライン・エンターテインメントでは，韓国から日本へサーバを移行してシステム構築を図り，最大4万人までの同時接続の準備を整えているという。ソフトはダウンロードとCD-ROMの無料配布が検討されている。

　さらに，現バージョンと比較して2倍のマップやゲームそのもののクオリティアップしたものを8月12日からスタートする予定。しばらくは無料で，安定性の確保やユーザーサポートの充実などを図った上で有料化（時期・価格は未定）を実施する。なお，韓国では8月1日から有料化（5日間で10万人が有料登録して好調）しており，韓国のユーザーが日本の無料サーバを利用できないようなプロテクトも行われる。

　来日したグラヴィティ・代表の金正律氏は，「ラグナロクに対し，日本の他社からも多数オファーがあった。しかし，ガンホーのインフラやネットゲームへの熱心さに感銘を受けた」と，ガンホー・オンライン・エンターテインメントとの提携について説明した。

　いよいよ来週韓国最人気のMMORPGが，日本でも本格スタートする！　キミも注目タイトルに触れることのできるチャンスだぞ！

[SOFTBANK GAMES]

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