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カプコンGC新作続々!「P.N.03」「killer7」とは?
2002年11月14日

 

 本日開催された「カプコン ゲームキューブ新作発表会」では,5タイトルもの新作が発表。こちらでは,残りの2タイトル発表の様子を紹介!

■昔ながらの燃えるゲームを!――「P.N.03」
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「P.N.03のイメージは白」――開口一番そう宣言,自身も白の衣装に身を包んで登場した同ソフトプロデューサーの小林氏。ソフトのディレクターは三上氏で,発表会では三上氏からもゲームが紹介された。

 ゲームの主人公は,レーザーガンを持つ女性ソルジャー。変形しながら迫りくる敵メカの攻撃をかわしながら,隙をついてレーザーを叩き込み,敵をぶち壊す爽快感を味わうことができる。

 ただしこのソフトが目指しているのは,「うおぉぉぉっ! と叫ぶほど熱中する,昔ながらの燃えるゲーム」(三上氏)。「ボタンを押しているだけでは進めません。隠れて打つなどの駆け引きも重要になります」(小林氏)と,ただのシューティングではないことを明らかにした。

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 イメージは白,という言葉通り,画面は意外とあっさり目。敵と自分,ゲームを楽しむのに必要十分な情報で構成されるこの画面ならば,煩わしい数字に惑わされることなくシューティングに集中できそう。「バイオが男性誌ならば,P.N.03は女性誌をイメージしています」(三上氏)という言葉は,見事に実現されているという印象を受ける。

 発売は2003年春。小林氏は,最後に「現在,鋭意開発中です。もう少しお待ちください!」とアピールしてくれたぞ。

■濃厚のアクションアドベンチャーを「killer7」

 最後の発表タイトルとなったのは,新作の中でも異彩を放つアクションアドベンチャー「killer7」。ディレクターは,「ムーンライトシンドローム」「シルバー事件」「花と太陽と雨と」を手がける須田剛一氏。

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 この物語の主人公は,7人の人格を持つ車椅子の殺し屋ハーマン・スミス。国家転覆を謀る“神の手を持つ男”クン・クランとの対決を,5つのストーリーと4重の世界構造で描いた作品だ。

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 作品のポイントは,「複数の人格を,チェンジしながら攻略する」(須田氏)点。現在,2002年冬(来年の今ごろ!?)発売を目指し,「カプコンさんのバックアップに応えるゲームを制作しています」(須田氏)とのことだ。

 発表されたタイトルのうち,そのほとんどが「バイオ」シリーズに関わってきた人物によって制作されている今回のGC新作。「バイオ」生みの親である三上氏は最後,「ゲームの大事な要素である見て楽しい,やってみて楽しいのうちい,今回は“見て楽しい”部分を披露しました。現在,スタッフ一同頑張って制作しておりますので,ぜひ期待してください!」と挨拶し,発表会を締めた。


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