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モジブリボンは無骨なゲーム?都内でお披露目会
2003年10月9日

 

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 本日(10月19日),東京・青山の康ギャラリーにて,松浦雅也氏のプレイステーション2用最新作「モジブリボン」お披露目お茶会が開催された。

「モジブリボン」は,歌詞・小説・ただの文章……など,とにかくあらゆる“文字”がラップになり,リズムゲームとして遊べるようになる,という一風変わったゲーム。「今日,友だちと遊びに行って,洋服をたくさん買いました」みたいな文章だって,「モジブリボン」に入力すれば,立派なラップとして聴いたり,遊べたりするようになるのだ。

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 このラップ入力は実にイイ感じで,どんな文章を入力しても,普通のラップとして聴けるようになるから不思議。もちろん普通のステージクリア方のゲームとして遊ぶことも可能で,いとうせいこう氏書き下ろしの「モジブリ道中記」全24ステージを,リズムアクションとして楽しむことができるぞ。

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 本日お披露目会場となった康ギャラリーは「モジブリボン」のイメージ通り,和風だけどちょっぴりキュート,といった雰囲気。お茶とモジブリボンのキャラクターが描かれた(虎屋の)お茶菓子もふるまわれ,早速ホッと一息付く記者の姿も……(笑)。

 そんなまったりムードの中,スタートしたお披露目会。'99年から3年半,じっくり作りあげてきたというゲームの中身が,松浦雅也氏といとうせいこう氏の口から明らかにされた。

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 まずこの「モジブリボン」,入力した文章がそのままラップになる,というものすごい機能が組み込まれているけだが,この機能について松浦氏は「音声合成の方法は実に面倒なんです。でもコレがないとつまらない! と思って,踏み込んでみました」と振り返る。

 音声合成の開発にかかった時間は実に2年間。「もうダメかと思ったときもあるんですが……でもある時,あるラッパーの人のリリックを当てはめてみたら,その人が歌っているラップそのままになったんです。これはイケル!と思いました。基礎部分にかなりの時間をかけた,という意味では無骨なゲームかも……」(松浦氏)。

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 こうして出来上がったシステムは,文章がラップになるだけでなく,できあがったラップの音階,テンポなどまで思いのままに編集することができる,という優れたもの。会場の記者たちが即興で書いた「仕事で疲れて寝れません」「団子おいしかったです」なんて文章も(笑),モジブリボンで軽快なラップに変貌を遂げていたのだ。

 ちなみに文字の入力システムも,ソフトウェアキーボードではなく,左スティックで「あ・か・さ・た・な……」の行を選び,右スティックで「あ」「い」「う」「え」「お」を選ぶ,という直感的に操作できる仕組みを採用している。自分で作りあげたラップは,メールで友だちに送ったり,専用のサーバに投稿して,不特定多数のユーザーに遊んでもらうこともできるという。

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 このほか,いとうせいこう氏書き下ろしによるラップも「久しぶりにあんなにラップしましたよ(笑)」(いとうせいこう氏)と苦笑いが出るほど充実したものになっているよう。発売まであと少し,今から文章を書きためて「モジブリボン」でラッパーデビューをしてみるのもいいかも!?


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