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日中トップ俳優が参加する「頭文字D」クランクイン!
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2004年7月1日 |
今年5月に行われたカンヌ映画祭で発表され，ファンの間で話題となっていた実写映画「頭文字D」。本日（7月1日），都内にて正式な制作発表会が行われた。
実写映画「頭文字D」は，中国最大の映画会社MEDIA ASI GROUPが 2005年初夏の香港公開を目指して制作している作品（日本公開時期は2005年）。監督を務めるのは，潜入捜査官とマフィアのボスの複雑な関係と心情描写を描いた「インファナル・アフェア」で高評価を得たアンドリュー・ラウ氏，アラン・マック氏の2人だ。
そして「頭文字D」の主人公たちを演じるのは中国最高の俳優陣！ 現在，中華圏で大人気となっている歌手，ジェイ・チョウが主役の藤原拓海を演じるほか，冷静沈着な高橋涼介を抜群のルックスで人気をのばしているエディソン・チャンが，そしてヒロインの茂木なつきを日本の鈴木杏が演じる。
撮影場所は日本で，撮影は6月からスタート済み。本日の発表会には，アンドリュー・ラウ氏，アラン・マック氏の両監督，ジェイ・チョウ，エディソン・チャン，鈴木杏をはじめ，ショーン・ユー（中里毅役），アンソニー・ウォン（藤原文太役），チャップマン・トウ（竹内樹役），ジョーダン・チャン（須藤京一役），ケニー・ビー（立花祐一役）と同作に出演する俳優陣が一堂に会し，「頭文字D」に対する意気込みなどを話してくれた。
アラン監督によれば，「映画『頭文字D』は5年前から映画化したいと思っていた」という。「『頭文字D』では単なるスピード，というだけではなく，坂道を走る緊張感みたいなものも表現していきたいと思う。あとは登場する車もキャラクターを持つように仕上げたいですね」（アンドリュー監督）と意気込みを見せた。
なお日本から唯一の参加となった鈴木杏さんは，「まだ撮影を2日からしていないんですけど……。言葉の問題で緊張していたんですが，みなさん気さくに話しかけてくれたので安心できました。自分からもアイデアを出していけるように頑張りと思います」と話していた。
ちなみに，アジアを代表するイケメンたちを前にした鈴木杏さん。「この中でいいなぁ〜と思う男性はいますか？」との質問に「いや……，撮影はこれからなのであんまりそういうことは……（笑）」と恥ずかしそうにコメントしていたぞ。
日本語，中国語（北京語・広東語），英語と多彩な言葉が入り混じりながら行われた本日の「頭文字D」制作発表会。日本ロードショーは2005年，全国200スクリーン以上の規模で公開が予定されているので,ぜひ期待して待っていよう。
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