本日待望のXbox用SFシューティングアドベンチャー 「HALO(ヘイロー)」がリリースされた。
練り込まれたシステム,シューティングの爽快感,ドルビーデジタル5.1chサラウンドによる迫力のサウンド,SFファンに「ささる」ストーリー,そして多人数プレイの奥深さ……。まさにXboxを代表する1本だ。
海外で100万本の出荷を記録しているとはいえ,日本市場向けにさまざまな手が加えられた。 そのあたりの話をマイクロソフトXbox事業部制作統括部プログラムマネジャー・田寺詩乃氏に聴いた――
■プログラムマネジャー・田寺詩乃氏インタビュー
SOFTBANK GAMES:ついに「HALO(ヘイロー)」が発売となりましたが,今回の日本版は北米で人気(100万本!)の英語版とどこが違うのでしょうか?
田寺:日本語化にあたり当り,初めは洋画のようにセリフは英語のまま日本語字幕を画面に追加しようかと思っていました。
しかし,敵が多数襲ってきたりするなど,ゲームの早いテンポを考えると字幕を読む暇がないことから,音声吹き替えにしたのです。声優さんは公開していませんが,SF洋画をイメージするような声の方に演じていただいています。
SOFTBANK GAMES:日本語化以外ではすべて海外版と同じなのですか?
田寺:いえ,実はチェックポイントで体力を回復するよう,パラメータの調整を行っており,難易度が易しくなっています。これは,日本人モニターの意見や,昨年のTGSでの反応を参考にしました。
また,今回の日本版には全10レベルの中のレベル1面がすぐに楽しめるように,プチ攻略本(笑)「HALO トレーニングブック」をソフトに同梱しています。これを参考に最初をクリアしていただければ,次のレベル2以降の楽しさも分かっていただけると思いますよ。
SOFTBANK GAMES:お勧めのプレイの仕方などありますか。
田寺:そうですね。やっぱり2人協力プレイは面白いと思います。乗り物などを活用して,ワイワイプレイできるのも楽しいと思いますよ。
「HALO」のウリは,爽快感と緻密なコンバット,さらに驚きの"どんでん返し"もある映画のようなストーリーです。また,自由度も高いので,面白いプレイがあったらユーザーの方に逆に教えてほしいです。
SOFTBANK GAMES:ところであのTV-CMですが,濱田 マリさん,忌野 清志郎さん,山咲 トオルさんという3人にご依頼されたというのは,どなたかの趣味なのですか?(笑)。
田寺:いえいえ(笑)。声に特徴があり,熱狂的なファンがいらっしゃるということからお願いしたんですよ。
絵が綺麗なことをPRするには,こんな声でこんな風に喋ってくる人は……というように,まずコンセプトがあって,それから出演依頼したんです。別にスタッフのだれかがファンだとか,そんなことは……多分(苦笑)ないと思います。
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