■XBOX LIVEでマズルをプレイ!
今までのインプレッションで紹介してきたように,スタンドアローン状態でも十二分にその高い戦略を楽しむことができる「マズルフラッシュ」。だが「マズル」の真髄はネット対戦にある!
Xboxのネットワークサービス「Xbox Live」に接続すれば,友だちやネットで出会った人々とともに,広大なフィールドを使ったサバイバルゲームを楽しむことができるのだ。
最大8人が対戦可能な通信機能を備えた「マズルフラッシュ」。開発元のビクターさんのご厚意で,「Xbox Live」での対戦を体験プレイさせてもらったぞ。
今回プレイさせていた環境は,XboxLIVEのキットにプラスして5.1チャンネルスピーカーというかなーリ贅沢なもの。プレイ中にBGMはなく,吹き抜ける風の音や鳥のさえずりだけが聞こえるという緊迫感の高さもいい感じだ。
LIVEでのプレイが初めてだったためどうした良いのわからずじっとしていると,コミュニケータから対戦相手の「マズルフラッシュ」開発プロデューサー,谷口さんの声が聞こえ,プレイ画面へ向かう方法をナビゲートしてくれた。
近くに詳しい友だちがいなくても,参加すればなんとかなるという安心感は結構革命的かも? ……といきなりプレイの前にLIVEのすごさを体感してみたり。
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■ネットワーク対戦用に用意されたプレイヤーキャラも多種多様。赤いシャ○専用兵士も用意されているが,とりあえず全身真っ青な兵士で挑んでみた。砂漠では目立つことこの上ない。
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■画面では解りにくいかもしれないが,体中に木の枝を装備した兵士も登場!伏せるとプレイヤー自信も自分が何処にいるのか分からなくなってしまうのが笑えたぞ。
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自分の名前を登録したら,念入りに装備を吟味。特にチーム戦は役割分担をうまく機能させながら戦うことが重要なので,マップの性質に合わせてチームメイトたちとあれこれ話すのが楽しかったり。
またマイクのモードを全員に聞こえるようにして,大声で通信妨害するという遊びもなかなかです。
さてさて本命のバトルに関してですが,念していたプレイレスポンスのズレは全くといって良いほど。あとスタンドアローンと違って味方がいてくれるので,安心かつ寂しくない(笑)。
また,ゲームのルールも4対4のチーム戦や,1対7で1人を刈る鬼ごっこ的なゲームなど,自分たちで決めたローカルルールで様々なゲームをプレイすることも可能! 遊び方は無限大だ。
使えるフィールドは砂漠や森林など複数用意されているが,中でも最もオススメなのは長崎県に実在する島をモチーフ(完璧に再現されてるのかも…)に構築された要塞島フィールドだ。
島の大きさはそれほど大きくないものの(全長400メートルくらい),その島に乱立するビルや,それらを繋ぐ渡り廊下。そして複雑に立体交差した階段や通路など,ここまでやるかという出来だ。 正直その複雑な迷宮に翻弄され,何処にいるのか全く分からない……状態に陥ってしまったほどだ。
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■山肌に乱立するビル群。複雑に連結した通路や,階段に制作者の気合いが感じられ,今までにないリアルな町を作り出している。
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■自由に動き回れるのは素晴らしい。色々な場所から攻撃できるので,お気に入りのポイントを何カ所か確保しておくのもいいだろう。
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もちろん地の利に精通し,遮蔽物や渡り廊下から鬼神の如く攻撃してくる谷口氏にボコボコに伸されたはいうまでもない。 戦いの基本は攻撃もさることながら,フィールドの把握が大事だと思い知らされまたのだ。
本作を遊びたいプレーヤーは,LIVEでのチーム戦で操作のコツを覚えていく(教えてもらうと)いいかも。そのうち,バーチャル軍曹など,新兵を訓練してるようなベテランプレイヤーも現れるかもしれない。
通信機能を使ったプレイヤー同士のコミニュケーションは,最初は照れくさかったり,バトルの緊張感でしゃべるのが難しいと思うかも知れないが,その壁さえ乗り越えてしまえば「電脳サバイバルゲーム場」ですごす時間はかなり楽しくなるはず。仲間とともに,また,同士を見付けたい人はぜひ「X BOX Live」にアクセス,「マズルフラッシュ」のもう1つの楽しみを味わってほしい。
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