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USBスキャナを使う
 それではUSBスキャナを動かしてみよう。

 まずは,次のようにしてUSBスキャナのモジュールを読み込む。

# /sbin/insmod scanner

 この段階でUSBスキャナのモジュールが読み込まれ,利用できるようになる。あとはSANEのフロントエンドであるxscanimageコマンドを実行し,実際に画像を取り込む操作に移ればよい。

$ xscanimage

 すると,Fig.10のような画面が表示されて,[Preview Window]ボタンを押すと,さらにFig.11のようにプレビューできる。[Scan]ボタンを押せばスキャン開始だ。

 ちなみにSANEは,正しく設定すればグラフィックソフトGIMPのプラグインとしても登録できる。上記のようにxscanimageコマンドを実行しなくても,GIMP上で直接制御できるようになるのだ。

Fig.10■xscanimageによるスキャン
fig10
Fig.11 プレビュー画面
fig11

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