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2001年08月22日更新-
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セキュリティ:常時接続
第1回:「常時接続環境でのセキュリティ確保」
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ADSLなどの高速回線の普及が本格的に始まり,インターネットに24時間,常時接続できる環境が整いつつある。電話代を気にせずいつでもインターネットに接続できるので便利なように思われるが,ダイヤルアップ接続環境とは違い,自分のマシンのセキュリティについて,これまで以上に注意を払わなければならなくなる。なぜセキュリティの確保が重要になってくるのだろうか,また,どのようにしたらセキュリティが保てるのだろうか。常時接続環境でのセキュリティ確保について,これから考えてみたい
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●常時接続環境の危険性とは?

 今年に入ってADSLの普及が本格化し,いよいよ高速な常時接続環境が身近になってきた。ダイヤルアップ接続から常時接続に移行すれば,以前のようにテレホーダイなどの時間を気にする必要もなく,24時間自由にインターネットが利用できる環境が手に入る。中には常時接続を機会に,自宅のコンピュータで小規模なサーバを運営してみようと思っている人もいるだろう。今後はFTTH(Fiber To The Home:光ファイバー接続)など,回線もさらに高速化し,自宅に居ながらにして常時,高速回線を利用することが当たり前のようになっていくに違いない。

 ちまたでは常時接続の普及に伴い,その危険性について解説する書籍だけでなく,セキュリティ確保のためのハードウェアやソフトウェアを目にする機会が多くなった。ダイヤルアップ接続のように限られた時間のみでインターネットに接続している場合は,外部からの攻撃にそれほど敏感になる必要もなかった。しかし,インターネットへ24時間常時接続するとなれば,外部から攻撃される危険性は想像以上に高く,ユーザー自身で最低限のセキュリティ対策を行う必要があるためだ。

 これまで,24時間稼働しているインターネット上のコンピュータといえば,学校,企業などのサーバがほとんどだった。クラッカーもそれらのマシンに侵入したり,ほかのサイト攻撃のための踏み台にしたり,違法ファイルの交換場に利用するとか,またはそのサイト自体の破壊活動などを行っていた。しかし,これからは一般のユーザーのコンピュータ,つまりいま現在使用しているパソコンも,こういったクラッカーの餌食となる。

 ここでは常時接続時の危険性を知り,クラッカーから身を守るためのセキュリティ対策について解説していこう。

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