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Chapter 4:データストア層の構築
4.3.3 ロールの作成
セキュリティを設定したら,次にロールを作成する。ロールは,それぞれのCOM+アプリケーションの配下にある,[ロール]に作成する。作成したロールは,COM+アプリケーションごとに固有の設定となる。よって,別のCOM+アプリケーションの配下に同じ名前のロールを作っても,それらが干渉し合うことはない。
ロールを作るには,COM+アプリケーションの配下にある[ロール]を右クリックし,表示されたメニューから[新規作成]−[ロール]を選択する(Fig.4-27)。
Fig.4-27 ロールの新規作成
すると,Fig.4-28に示すように,項目名の入力を促されるので,ロール名を入力する。ここでは,Managerというロールを作ってみた。
Fig.4-28 ロールの作成
ロールを作成すると,[ロール]の配下にそのロール名が表示される。ロールに対して実際のユーザーを割り当てるには,ロール名の下の[ユーザー]を右クリックし,表示されたメニューから[新規作成]−[ユーザー]を選択する(Fig.4-29)。
Fig.4-29 ユーザーの作成
すると,その時点でWindows 2000 Serverに登録されているユーザーの一覧が表示されるので,ロールに参加させたいユーザーを追加する。もちろん,ユーザーではなくグループを追加してもよい(Fig.4-30)。
Fig.4-30 追加するユーザーの選択
以上の操作を,必要なだけくり返す。
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