スパム/ウイルスメールの2次被害を防ぐ新サービス
電子メールサービス提供企業の米Everyone.netは、米ワシントンで開催のISPConカンファレンスで4月13日、強化型の電子メール保護サービス「Total Protection 2.0」を発表する。このサービスでは、スパムやワームに電子メールアドレスを流用されたユーザーのもとに、大量のメールが“返送”されてくる現象を食い止めるための「Email Fingerprint」技術を採用する。
Everyone.netはこの新機能について、電子メール用の一種の「家系鑑定」だと説明する。Everyone.netのCTO、ウェイン・ルウィス氏によれば、同社経由で送信する電子メールそれぞれに拡張ヘッダを追加、対称型の暗号鍵で作成され、ユーザーのIDやそのメールのタイムスタンプといった情報に基づく独自の署名をこのヘッダに含める。
外部の電子メールサーバからは通常、最初のメッセージの配達命令に当たるヘッダが返ってくるが、この中に「指紋」に当たる新たな拡張ヘッダが含まれる仕組み。Everyone.netは戻ってきたメッセージの署名を調べ、これがEveryone.netのユーザーから送られたものか、あるいはスパムやワームなどがEveryone.netのアドレスを盗んだものかを見分けるという。
「目標は、大量のメールが戻ってくるのを食い止めることにある。(Email Fingerprintでは)100%確実に、ある電子メールが当社のシステムから発信されたものかどうかを言い当てられる」とルウィス氏は話している。
Total Protection 2.0サービスは同社のサービスを利用している個人、企業、インターネットサービスプロバイダー(ISP)向けに提供される。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
サービス終了した「Link!Like!ラブライブ!」開発元が破産 負債103億円超 東京商工リサーチ
-
2
悪酔いにチェイサーは効果なし? 日本酒4合+水1Lを飲ませ二日酔い調査 大分大などが研究
-
3
東京ガス子会社、社員が飲酒後にPCを紛失 個人情報約2万件を保存
-
4
LINE、送信後のメッセージを編集可能に 15分以内限定 秋以降は有料化
-
5
Google版“AirTag”こと「Pixel Tag」登場 10億台のAndroidネットワークで居場所を探知
-
6
個人開発のAIデザインツール「Rikyū」 “幾何学的なデザイン”機能が秀逸と話題に
-
7
「めっちゃカメレオン」2000万本突破 日本の2人が開発、発売から2カ月で
-
8
一部テレビで「BSテレ東」映らず 信号データ不備が原因か
-
9
Anthropic、「Claude」で生成したテキストに“見えない透かし” 日本を含むグローバルに適用へ
-
10
「Google Store 表参道」13日オープン AIを使った“お土産作り”から限定グッズまで、店内を詳細レポート
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR