ドコモ、カメラ内蔵iモード「F251i」「D251i」発表 CCDカメラを内蔵したiモード端末2機種が発表された。それぞれファインダーとして使えるカラーの背面液晶を備える。富士通製の「F251i」は光るアンテナを搭載。三菱電機製の「D251i」はライトに加え、メモリースティックDuoに対応している
NTTドコモは7月12日、カメラ内蔵iモード端末2機種「F251i」「D251i」を発表した。7月15日に発売する。それぞれ折りたたみ型で、背面にカラー液晶を搭載。撮影時には背面の液晶をファインダー代わりに使うこともできる。発売中の「SH251i」と合わせて3機種をラインアップ、カメラ内蔵機種を充実させる。
D251iは三菱電機製。カメラには有効画素数17万画のCCDを搭載し(7月3日の記事参照)、8倍のデジタルズームも備える。本体内部に約700枚の画像を保存できるほか、付属する8MバイトのメモリースティックDuoに約970枚保存できる(6月3日の記事参照)。 撮影サイズは、iショット(S)が120×120ピクセル、iショット(L)が288×352ピクセル。また、送信はできないが、VGA(480×640ピクセル)、QVGA(240×320ピクセル)、待ち受け画像(120×160ピクセル)の撮影が可能となっている。 ボディは今や三菱端末の伝統ともいえるアンテナレスタイプで、2.1インチ26万色表示のTFD液晶を備える。背面液晶は256色のSTNタイプ。32和音のPCM音源を着信メロディ用に搭載する。かな漢字変換には、「D504i」にも搭載された推測変換機能付きの「ATOK」を採用している。
F251iは富士通製。11万画素のCCDカメラを搭載し、本体内に最大1000枚の画像を保存できる。デジタルズームは2倍。撮影した画像は100個のフォルダに分けて整理でき、1画面に4枚を表示できるサムネイル表示機能も持っている。20種類のフレーム、70種類のスタンプを使い、撮った画像のアレンジを楽しめる。 撮影サイズは、iショット(S)が144×144ピクセル、iショット(L)が288×352ピクセル。 本体デザインは従来機種を踏襲。メインディスプレイには2インチ6万5536色表示のTFT液晶を搭載。背面ディスプレイは256色のSTNタイプ。また携帯電話初の光るアンテナを搭載する。着信時に点滅する色を500件の電話帳別に12色から選ぶことができる。ただしアンテナは引き出して伸ばすことができない。32和音のPCM音源を着信メロディ用に搭載する。 また504i向けの76種類の新絵文字にも対応した(5月20日の記事参照)。
両機種とも、800MHzのみの対応でパケット通信スピードは9.6Kbps。iアプリにも対応していない。また、画像を送信するにはSH251iと同じiショットサービスを利用する(5月28日の記事参照)。 主な仕様は以下の通り。
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