Mobile:NEWS 2003年12月18日 00:12 AM 更新

進化した指紋センサー付き「F900i」

FOMA初となる指紋センサーは、指を滑らせるスイープ型。設置面積が小さいだけでなく、認識率も向上した。カメラは128万画素CCDカメラと、11万画素CMOSカメラを備え、両側共にライトを搭載している。

 富士通、5機種目となるFOMA「F900i」は、「F2102V」をベースとしながら、128万画素CCDカメラ、QVGA液晶など、大幅にスペックをアップさせた端末だ。

 外側には128万画素CCDカメラ、内側にはテレビ電話用に11万画素のCMOSカメラを備える。接写はスライドスイッチで切り替える。外側、内側共に撮影補助用のライトを備え、外側はiモードの「iマーク」がライトになっている。さらに、撮影画像をminiSDカードに直接保存できるようになった。

 特徴的なのは、「F505i」からさらに進化した指紋センサーだ。面に押し当てるタイプから、指を滑らせるスイープタイプに変更され、認識率が向上。「指紋登録に、F505iでは7回〜10回の認証が必要だったが、F900iでは3回程度で大丈夫」(説明員)

 “F”独特の機能である「プライバシーモード」(7月29日の記事参照)と組み合わせることで、モードの解除が簡単に行える。


背面には“有機ELっぽい”サブディスプレイと、128万画素CCD


指紋センサーの精度も向上した


カメラ起動時の画面。左右キーでメニューを選択して上下キーで設定を変更できる。画面右はマルチタスクの例。アドレス帳のほか、メールが2種類、発話の四つのタスクが起動していることが分かる。タスクの切り替えは「TASK」ボタンで行える

Symbian OSの動作速度も多少向上

 OSには、これまで通りSymbian OSを採用。メニューのアニメーションはなくなり、若干速度が増した印象だ。従来通り、FOMA USB接続ケーブルを使ってPCと接続し、Outlookとシンクロさせることもできる。

 メニュー周りの外観では、電池残量や電波強度などが表示されているピクト行の背景がなくなり、待受画面を全画面に表示させられるようになった。

 オーバーラップウィンドウによるマルチタスク動作がSymbian OSの特徴の一つだが、画面上部に現在起動中のタスク一覧が表示され、分かりやすくなった。また、上下スクロールができる画面では、右端にスクロールバーが表示され、現在位置を把握しやすくなっている。

斬新なカラーリング「ライムグリーン」

 F900iのポイントの一つは、ドコモとしては画期的な「ライムグリーン」のボディ色の採用だ。全体のデザインも「レトロフューチャーなイメージ」(夏野氏)でまとめられている。

 金属的な質感を持つ塗装で、高級感を醸し出す。背面の有機ELディスプレイは4色のエリアカラー型だが、フルカラーとはまた異なり、有機ELらしさが、デザインにマッチしている。


イメージカラーのライムグリーン(左)と、ブルー(右)


「キャラ電」。普通のテレビ電話は左のような画面だが、「代替画像」を選択するとDimoの「ぶんぶん」が代わりに表示される。ぶんぶんのアニメーションは、数字の[1]〜[9]キーで変更できる

 主な仕様は以下の通り(予定)。

機種名F900i
サイズ(幅×高さ×厚み)50×106×26ミリ
重さ120グラム
連続通話時間140分
連続TV電話時間90分
連続待受時間300時間
アウトカメラ128万画素CCD(接写機能付き)
インカメラ11万画素CMOS
外部メモリminiSDカード
メインディスプレイ2.2インチ26万2144色全透過型TFT液晶・QVGA
サブディスプレイ1インチ4色有機EL
着信メロディ64和音+ADPCM
カラーライムグリーン/シルバー/ネイビー



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[斎藤健二, ITmedia]

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