子供のころから野球好き。といっても観る方ですけどね。でも仕事が忙しいと、中継なんて観られるわけもないし、野球観戦に行く時間もない……。そんな筆者の強い味方になっているのが、Yahoo! JAPANアプリの「Yahoo! スポーツ」だ。
スマホにかけてはツワモノ揃いのITmedia Mobile編集部記者がYahoo! JAPANアプリの使い方を連載で伝授する。第2回は野球好き・田中聡記者が登場する。
編集長に就任してからは、仕事はほかのスタッフに任せ、自分は早々と会社を後にして野球のナイター中継でも見よう……と思っていたが、それは夢物語に過ぎなかった。特に5月は忙しく、終電の1本前に帰れればラッキーという状態。連続フルイニング出場(毎日終電帰宅)記録を更新してしまったことは思い出したくない。相変わらず家と会社を往復する日々が続いているが、そんな筆者の密かな楽しみが、仕事中……もとい休憩中にネットで野球中継をチェックすることだ。
休憩中とはいえ、PCのモニターで見るのも気が引けるので、そこはスマホでこっそり……がスマートなやり方(スマホだけに)。以前はFlashを利用したリアルタイム中継を見ていたが、最近のAndroidはFlashの表示に対応しなくなり、iOSデバイスはそもそもFlashを表示できない。またFlashだとページの読み込みに時間がかかるし、(アニメーションなので)常に画面とにらめっこしているのはちょっと疲れる。そこで筆者が最近愛用しているのが「Yahoo! JAPANアプリ」だ。言わずとしれたポータルサイト「Yahoo! JAPAN」のアプリ版で、Yahoo! JAPANの各種コンテンツを手軽に利用できる。その中でも筆者が愛用しているのが、Y!スポーツの「プロ野球」だ。
プロ野球のトップにアクセスすると、その日に行われている試合の途中経過が表示され、「テキスト速報」から、1打席ごとの結果が詳しく分かる。30秒ごとに自動更新されるので、画面を表示させておけば、次々とテキストで試合が進んでいくわけだ。Flashと違ってテキストが追記され続けるので、常に画面とにらめっこする必要はなく、気付いたときにチラチラ見ていればよい。得点シーンは赤字、ピッチャー交代は緑字で表示されるので、試合の流れもつかみやすい。
テキスト速報を逐一チェックするのが面倒なら、戦評をコンパクトにまとめた「試合トップ」を見るだけで十分だろう。各試合で最も活躍した選手を選ぶ「この試合のエキサイティングプレイヤー」も、ついついチェックしてしまう。会社帰りには、スポーツ新聞や新聞などさまざまなニュースをまとめた「ニュース」を見ておけば、帰宅後に観る野球ニュースの予習は万全だろう。
Yahoo! JAPANアプリなら、試合経過を“素早く詳しく”チェックできる! 野球中継を見られなくても、コレがあれば寂しくない(かも)
もう1つ、個人的に気に入っているのが、ベースボール・タイムズやスポーツナビ、スポーツライターによる「コラム」だ。試合速報やニュースからだと、どうしても表層的な情報しかつかめないが、コラムでは、例えば「なぜ今年はあのチーム、あの選手が好調なのか」といった考察や、普段のプレーからは分からない、選手の人となりが分かったりする。
「勝率7割強!?巨人に“勝利を呼ぶ”ボウカー」「バレンティンが明かす3年目“進化”の秘密〜燕軍戦記2013〜」といった内容は、ただ何となく試合を見ているだけでは分からないし、「北村弁護士が斬る統一球問題『嘘をついているのではないか」など、何かとお騒がせな統一球問題に踏み込んだ記事もある。こうしたコラムを読み込んでおけば、「なるほどボウカーがスタメンの日は、巨人はよく勝つなぁ」「確かに今年のバレンティンは無茶振りが減っている」など、普段とは違った面から野球を楽しめるようになるはずだ。
プロ野球は記録のスポーツである……と誰かが言ったような言わなかったような。そんな記録を楽しめるのもプロ野球の醍醐味だと思っている。シーズンが終われば、首位打差、打点王、本塁打王、最優秀防御率、最多勝、最多奪三振といったタイトルホルダーが表れる。シーズン途中の個人成績を見ながら、今年はこの選手がタイトルを獲るのではないか、と予想するのもまた楽しいもの。巨人ファンの筆者としては、今年は菅野投手に新人王を獲ってほしいが、現時点ではヤクルトの“和製ライアン”こと小川投手に分がありそう。セ・リーグの本塁打王は断トツでDeNAのブランコ内野手だと思っていたが、いつの間にか、ヤクルトのバレンティン外野手が逆転! パ・リーグの投手部門は楽天のマー君(田中投手)が独占しそうな気配だが、今年覚醒した菊地投手が猛追するなど、まだまだ予断を許さない状況だ(いずれも7月7日時点)。
そんな個人記録を手軽に、かつ詳しく閲覧できるのも、Yahoo! JAPANアプリの魅力だ。プロ野球の「個人成績」コーナーには、先述した打者と投手の主要な項目に加え、打者なら二塁打、三塁打、犠打、犠飛、併殺、投手なら完投、無四球、投球回数、与四球、暴投、ボークなどの項目ごとのランキングが分かる。7月7日のソフトバンク−楽天戦では、楽天ジョーンズ外野手が満塁本塁打を打って一気に4打点を稼いだから、打点ランキングで見事トップ10に! 同7日の巨人−DeNA戦では巨人杉内投手が8回を無失点に抑えたから、防御率ランキングは3位に上昇……など、気になる選手の動向をついチェックしてしまう。
“二刀流”で話題を集めている日本ハムの大谷選手は、7月7日時点で打者として二塁打を13本打っており、二塁打ランキングで14位につけている。ご存じの通り、大谷選手は毎試合外野手として出場しているわけではないが、二塁打13本は楽天の聖沢外野手・西武の栗山外野手・ソフトバンクのラヘア内野手など、他チームの主力選手と同じ数字というのだから驚きだ。項目ごとのランキングをたどっていけば、こうした意外な側面も見えてくるのだ。
ひいきの選手や気になる選手がいるときは、テキスト速報や個人成績などで表示される選手名をタップしてみよう。その選手の詳細情報が出てくる。プロフィールや過去(3年間)の成績はもちろん、「対チーム別成績」「左右投手(打者)別成績」「塁状況別成績」「球場別成績」など、さまざまな状況下の成績もまとまっている。あらゆるデータが網羅された個人成績は、データオタクな筆者にはたまらないコンテンツなのだ。
ここまで紹介してきたコンテンツは、実はブラウザ版のYahoo! JAPANでも閲覧できる。じゃあアプリを使う意味ってなんなの? という話になるが、アプリならではの機能がいくつもあるのだ。
まずはYahoo!トップの上の方に表示される「よく見る」。ここには文字どおり、よく見るページの履歴がリストアップされるので、プロ野球のトップやコラム一覧などへ簡単にアクセスできる。Yahoo! JAPANアプリには、「Safari」と同じようなUI(ユーザーインタフェース)で、Yahoo!コンテンツをブックマークできるが、筆者はこの「よく見る」だけで十分だと感じている。
Yahoo!トピックスは、一度Yahoo! JAPANアプリを開いてデータを更新すれば、ニュースの第1階層のページ(ヘッドライン)はすべて取得してくれるので、オフライン環境でも閲覧できる。最近は地下鉄での移動中でも通信できるようになったが、通信不要でサクサク見られる方が、ストレスも軽減されるだろう。
トピックス一覧の下にある「話題なう」は、Twitterでたくさんつぶやかれたキーワードを紹介するもの。大谷選手が二刀流で出場したときや、ノーヒットノーランやランニングホームランが飛び出したときなど、プロ野球の話題もよく見かけるので、野球で何かが起きたときは、ここもチェックしておきたい。
“事件”が起きたときはここが速い! 「話題なう」には野球のホットトピックも集まる
セ・リーグは巨人と阪神の2強、群雄割拠のパ・リーグでは、楽天が創設以来、6月以降では初の単独首位に立つなど、例年とは違った盛り上がりを見せている。夏場にかけてますます熱くなる野球も、Yahoo! JAPANアプリがあれば、話題に乗り遅れることはないだろう(でもたまには早く帰ってor休日に時間作って野球観戦したいなぁ……)。
野球のデータ好きもうならせる――「速さ」と「詳しさ」の“二刀流”を持つYahoo! スポーツを最大限活用するならYahoo! JAPANアプリで決まり!
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