FOMA SH700i

シンプル、簡単。FOMA SH700iで始める新・カメラ生活

 近頃、携帯が難しい。でも“簡単!”とうたっただけの入門機では物足りない。高い基礎能力を持ちながら、必要な機能を簡単に使える携帯はないものか……。

 シャープ製の「FOMA SH700i」は、そんなあなたにぴったりの携帯電話だ。高機能な901iシリーズではなく、FOMAの基礎機能はそのままに必要十分な機能を絞り込み、操作性を向上させた。

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 通信速度や通話品質はFOMAのまま。メガピクセルカメラ(126万画素CCD)もminiSD™メモリカードスロットも備える。テレビ電話ももちろん可能だ。

 形状はシンプルな折りたたみ型。カメラ撮影時に、液晶を回転させたり横向きにしたりする必要がなく、普通に持ってシャッターボタンを押せばいい。

Photo  SH700iは手ぶれを防ぐため、握る位置に近い本体側面にカメラが配置されている。ここで少々工夫がされており、カメラが本体に対し、ちょうど10度傾いて設置されているのだ。これは、撮影しようとした際、液晶面とカメラの方向を平行にするため。液晶が向いている方向にちょうどカメラも向く。シャープはこれを「10゜Slant Camera」(10スラントカメラ)と呼んでいる。

 メガピクセルカメラで撮影した写真は、最大サイズ・最高画質の場合でも、メールで送信可能。シンプルな操作性を保ちながら、強力なFOMAネットワークをしっかり活用できる。

側面ボタンは1つだけ〜簡単に動画撮影

Photo  端末を開いて、側面にある唯一のボタンを押してみよう。すぐに「動画撮影モード」が起動し、動画撮影が行える。側面ボタンで録画開始、もう一度押すと撮影完了。

 これまで“おまけ”的に見られることの多かった動画機能だが、SH700iでは使い甲斐がある。FOMAの700iシリーズでは、送受信できる添付ファイル容量が500Kバイトに増加したからだ。3GP形式の動画は、FOMA宛だけでなく、auのWIN端末やボーダフォンの3G端末宛にも送信可能。PCではQuick Timeで再生できる。

 撮影した動画は、「スピーディラボ・ムービー」によって、グラフィカルに編集可能。好きな部分を好きな長さだけ切り出したり、アフレコ(音入れ)を行ったり、動画エフェクトをかけたりが可能だ。

 テレビ電話、そして動画を添付したメール。FOMAならではのビジュアルコミュニケーションを、簡単に堪能できるのがSH700iだ。

FOMA SH700i