ニュース
バイドゥ、「Simeji6.8.3」の安全性をIntertekで検証
バイドゥは、Android向け日本語入力システム「Simeji6.8.3」の安全性検証をインターテック ジャパンによる検査で実施。その安全性が認証された。
バイドゥは3月31日、Android向け日本語入力システム「Simeji6.8.3」の安全性検証の結果を発表した。
試験認証機関は「Intertek」Electrical部門の日本法人であるインターテック ジャパンで、アプリのデータ送信および正しい通信・動作が行われているか検証したと。
検証では、まず初期設定でクラウド機能・ログ送信機能がオフの状態であること、またオン/オフの切り替えが正しく設定され、動作しているかを確認。さらにクラウド変換・ログ情報がSSLおよびHTTPSで暗号化した通信で行われていること、利用端末における不要なファイル操作やデータの書き込みなどが行われていないことが確認できた。
関連記事
- バイドゥ、「Baidu IME」「Simeji」でユーザーの入力内容を無断送信 ネットエージェントが解析
バイドゥが無償配布している日本語IME「Baidu IME」「Simeji」を使って入力された文字列が、ユーザーに無断で外部サーバに送信されているとネットエージェントが解析。対策されるまで両アプリの使用を控えるよう呼びかけている。 - Androidアプリの96%に何らかの脆弱性――SDNAが調査
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズは、マーケットに公開されているAndroid向けアプリの脆弱性調査リポートを発表した。調査対象のうち、96%が何らかの脆弱性リスクを持っていることが判明した。 - ESET、「Androidを安全に保つための5つのヒント」
ESETは、セキュリティ情報を集約して公開する自社ポータルサイトで、Androidを安全に利用するためにユーザーが行うべき設定をアドバイスした。 - Android向けアプリの脆弱性検査ツール「Secure Coding Checker」
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズが、セキュアコーディングガイドに準拠したAndroid向けアプリかを診断する脆弱性検査ツール「Secure Coding Checker」のオンライン販売を開始した。無料お試し版も提供している。 - アプリの安全性評価機能などを備えた「McAfee Mobile Security 2.0」発表
マカフィーが2月2日、新たに個人情報を取得するアプリの安全性を評価する機能などを備えた「McAfee Mobile Security 2.0」の配信を開始した。価格は2980円。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.