News:っぽいかもしれない 2002年1月23日 10:06 PM 更新

っぽいかもしれない:「介護用パワーアシストスーツ」を見てきた(1)

関東地方に雪が降った昨年12月21日,わたしたちは本厚木にいた。神奈川工科大学山本研究室に行って「介護用 パワーアシストスーツ」を見せてもらうためだ。

 関東地方に雪が降った昨年12月21日,わたしたちは本厚木にいた。神奈川工科大学に行って「介護用パワーアシストスーツ」を見せてもらうためだ。

 去年の秋,「ロボフェスタ神奈川2001」というイベントが行われていた*1。「介護用パワーアシストスーツ」は,その横須賀会場に出展されていたのである。空気圧の力によって,それを着た人 (装着した人っていったほうがイメージはあうかな) の力を2倍にするものだ。つまり,これを着れば60キロの人を30キロ分の力で持ち上げられるというわけ。

 介護というのはかなり力が必要な作業だということは容易に想像がつく。特にこれからはおとしよりがおとしよりを介護しなければいけないような事態もどんどん増えてくる。そんなときにこの介護用パワーアシストスーツは大きな力になる。

 ロボフェスタ神奈川の横須賀会場の取材は,当時MacWIRE編集部に在籍していたヘイワードYUKOと一緒だった。わたしもだけど,彼女はもっとこのスーツが気に入ったようで,今度研究室に伺わせてくださいなんていう約束をしてた。それがやっとかなったのだ。

 というわけで,今回わたしは,いまは「暮らしとパソコン」*2編集部にうつったヘイワードYUKOと一緒に,神奈川工科大学の 福祉システム工学科山本研究室に伺ったわけだ。お相手をしてくださったのは,山本圭治郎教授と,実際につくってらっしゃる石井峰雄さん。

「介護用 パワーアシストスーツ」はこれだ

 さて,これが,その「介護用パワーアシストスーツ」だ。

 まだ,実験段階だからメカメカしいのだけど*3,そのメカがすべて体の背面側にあることに注目してほしい。被介護者を抱き上げるとき,体の前面になにかあったらそれがぶつかってお互いに痛い。被介護者は精神的にも圧迫を受ける (というより,きっとこわいだろう) 。その点,このスーツの設計思想は信用できる。


*1 このときの【レポートはここ】

*2公式サイトは【ここ】。シニア世代向けのパソコン雑誌だ。「介護用パワーアシストスーツ」の記事は2月号に掲載されている。

*3 とはいっても横須賀会場で見たときからは,ずいぶんリファインされてすっきりしてきた。

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