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「カラーユニバーサルデザイン」って知ってますか?

「カラーユニバーサルデザイン」は、さまざまな利用者が使いやすいよう考えられた配色を含めた視覚情報のデザインです。色の見え方が異なる利用者すべてに情報が正確に伝わることを目指すこのカラーユニバーサルデザインが、いま注目を集めています。
2007年03月15日 00時00分 更新

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色覚シミュレーションモニター「FlexScan U」

色弱者の色の見え方をシミュレーション表示することで、カラーユニバーサルデザインを支援するEIZOの液晶モニター


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インフォメーション

「FlexScan Uシリーズ」 デモ展示情報

本記事で紹介した色覚シミュレーションモニター「ナナオのFlexScan Uシリーズ」は、下記の展示コーナーで実際に体験できる(※EIZOガレリア銀座と大阪は3/15〜4/6期間中 参考展示)。また、カラーデザインの展示会「COLOR SESSION(会期:2007年4月12日〜14日)」でも展示予定。


 きれいに色分けされた地図や建物の案内図、LEDの色が変わって状態を示すAV機器や携帯電話、アイコンや文字の色に機能を持たせたソフトウェアなど、日常生活で目にするさまざまなものに、色を使ったデザイン表現が使われています。それを見た人に分かりやすいようにと色を使って表現されているはずなのですが、実はそうしたデザインでかえって不便を感じている人も多いのです。

色弱者は日本に300万人以上もいる

 人間の色の見え方・感じ方(色覚)は、個人個人が持つ遺伝子のタイプによって異なります。また老化や目の疾患によっても変化します。ある人の色の見え方と別の人の色の見え方は同じではないのです。

ピーマンの見え方の違いの例 ピーマンの色の見え方もこんなに違う(左が一般色覚、右がD型色覚の例)

動画で見る色の見え方の違い(※YouTubeの動画にリンクします)


 人間の目の網膜には明暗を感じる「杆体」と色を感じる「錐体」という2種類の視細胞があり、さらに錐体には赤に反応するもの、緑に反応するもの、青に反応するものの3種類があります。これら錐体の有無や感度の違い・ずれなどによって色の感じ方に違いが出ます(詳しく知りたいかたはこちら)。

 もっとも多いのは錐体が3つ揃っているC型色覚(一般型)で、日本人男性の約95%、女性の約99%以上がこの型です。次に多いのが緑に反応する錐体が無いか感度がずれているD型色覚(D型強度/D型弱度)で、日本人男性の約3.5%を占めます。その次に多いのは赤に反応する錐体が無いか感度がずれているP型色覚(P型強度/P型弱度)で、日本人男性の約1.5%を占めています。ここでは一般型以外、D型・P型などの型を持つ人を色弱者と呼びます。男性に色弱者が多いのは錐体に影響する遺伝子がX染色体上にあるためです。色弱者は、細かいものを見る視力は一般型と変わらず、色の感じ方だけが異なります。これらC型・D型・P型以外にも種類がありますが、比較的稀なためここでは省略します。

色の見え方の違いの例 色の見え方の違い(注:D型のすべての人がこの例と同じに見えるわけではありません)

 つまり日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体で300万人以上の色弱者がいます(茨城県や広島県の人口に匹敵)。目の疾患によって色覚が一般と異なる人も含めると実に500万人以上にもなるのです。さらに、色弱者の割合は欧米ではさらに高く男性の8〜10%、アフリカでも2〜4%あり、世界全体で2億人を超えます。

情報の伝達手段としての色とカラーユニバーサルデザイン

 携帯電話の画面はもちろん、以前はモノクロ液晶が使われていたさまざまな電子機器のディスプレイもカラー化が進んでいます。電子機器のインジケーターとして広く使われているLEDも何色も出せるようになり、色の変化で多くの情報を伝えようとする製品も増えています。街に出れば建物の案内図や駅の路線図、券売機、ATM、さまざまな広告、また、新聞、書籍、Webサイトなどなど、色があふれています。

 しかし、前述のように大勢いるはずの色弱者が見ても分かりやすい色づかいで考えられたデザインはまだまだ多くなく、重要な情報が色弱者にうまく伝わっていません。例えば充電中はオレンジ、充電が完了すると緑に光るインジケーターはパソコンに多いのですが、色弱の人にはその色の変化は非常に分かりづらいものです。また、(濃い緑色の)黒板に赤いチョークで書かれた文字やカラーチョークの色の違い、また、黒い地に赤で示された文字も同様に判別が困難です。

 こうした現状に対して、総務省や特定非営利活動法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)といった官民を挙げての取り組みがここ数年で始まっています。病院の施設案内や駅・空港の誘導表示、道路情報の電光掲示、教科書、地図、カーナビ、路線図、文具などにカラーユニバーサルデザインが導入されつつあります。Webサイトのデザインにおいては、一般色覚者はもちろんのこと、色弱者にも判別しやすい色を選んだり、色だけでなく形でも判別できる記号を使ったりといったことが考えられています。

身近にあるものの“色覚バリアフリー度”を調べてみる

 カラーユニバーサルデザインの考えに基づいて、色弱者が不利とならないよう色づかいを配慮することを「色覚バリアフリー」と呼びます。一般色覚者にとって、色弱者からはどのような見え方をしているのか想像することは困難ですが、色を変換して色弱者の見え方をシミュレーションするソフトウェアやハードウェアがいくつか提供されています

 今回はサンプルとして、ノートパソコンの充電インジケーター、黒板にチョークで書いた文字、ある自治体が設置している災害時の避難場所案内図をデジタルカメラで撮影し、ナナオのFlexScan S2411W-Uの色覚シミュレーション機能を使って、一般色覚、D型、P型それぞれの見え方を比較してみました。(注:撮影データを画面に取り込んで検証する場合、実物と色がずれることがありますので、目視とのキャリブレーションが必要です)

ノートパソコン2機種の充電インジケーターの例 ノートパソコン2機種の充電インジケーター。上段が満充電状態、下段が充電中を示す。左から一般色覚、D型、P型の見え方

 上の画像はノートパソコン2機種のバッテリー充電インジケーター部分のアップです。どちらの機種とも、充電中はオレンジ、満充電になると緑が点灯するのですが、一般色覚者には分かりやすい表示に思えても、色弱者には非常に判別しづらいものになっています。

黒板にカラーチョークで書いた文字の例 濃い緑の黒板に白、赤、緑、青のチョークを使って文字を書いた。上段と下段はメーカーの違いで、カラーチョークの色合いが異なる。左から一般色覚、D型、P型の見え方

 これは黒板に4色(白、赤、緑、青)のチョークで文字を書いたものです。カラーチョークは色合いが異なる2つのセットを使用しました(上段は赤がややピンクより、下段は赤がややオレンジよりになっている)。今回の黒板とチョークの組み合わせでは、カラーチョークの色が黒板の地の色に沈んで文字そのものが読みづらくなるようなことはありませんでした。しかし、赤と青が判別しづらかったり、赤と緑が判別しづらかったりと、チョークの色合いの違いによって判別しづらい組み合わせが変化することが分かります。

C型D型P型 広域避難場所地図の例。左から一般色覚、D型、P型の見え方(注:屋外に設置されている地図を昼間に撮影したもの。画像右上のしみは赤ペンキによる汚れ)

 避難場所案内図(一部を拡大したもの)では避難場所が緑、避難場所内の指定避難地がオレンジ、現在地や避難場所の入り口が赤の矢印で示されています。一般色覚者にははっきりと緑、オレンジ、避難場所入り口が判別できますが、D型・P型色覚者には判別しづらいことが分かります。

 色弱者の見え方には個人差があるうえ、一般色覚者がシミュレーションで見て判別できなくても色弱者には容易に判別できるという場合もあるとのことですが、一般色覚者にとっては、擬似的であっても色弱者の視覚を体験することで、カラーユニバーサルデザインの重要性・必要性への理解が深まることでしょう。

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・応募キーワード:「ナナオのカラーユニバーサルデザイン対応ワイドモニターが欲しい!」

・応募締め切り:2007年4月5日(木)

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提供:株式会社ナナオ
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia ニュース編集部/掲載内容有効期限:2007年4月6日