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Twitter、Instagramへの友人情報提供を取りやめ――LinkedInに続き
TwitterがAPI経由での友人情報へのアクセス許可を取りやめたため、Instagramで「Twitter上の友人」を探せなくなった。
米Instagramは7月26日(現地時間)、iOSおよびAndroid版アプリをアップデートした。このアップデートにより、「友人を探す」の「Twitter上の友人」機能が使えなくなる。
「Twitter上の友人」を選択すると、「友人がみつかりませんでした」と表示され、米TwitterがTwitter API経由でInstagram上でTwitterの友人情報にアクセスすることを許可しなくなったという説明と「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という謝罪が表示される(右図の「くわしく」をタップしても本稿執筆現在は説明ページには転送されない)。
Twitterは6月末に、“Twitterのユーザー体験の一貫性を保つため”サードパーティーによるAPI利用に関するガイドラインを厳格にすると発表した。具体的なガイドラインの変更内容は明らかにされていないが、米LinkedInでは既にLinkedIn内でのツイートの表示ができなくなっている。
Instagramは同日、ユーザー数は800万人を超えたことを発表した。米Facebookが同社を買収すると4月に発表しているが、同日Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは同日の業績発表後の電話会見で、Instagramの買収はまだ完了していないとコメントした。
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