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イタリア人宣教師・シドッチの遺骨か 東京都文京区から出土

東京都文京区の遺跡から見つかった人骨が、イタリア人宣教師のヨハン・シドッチの可能性が高いと文京区が発表。

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 東京都文京区は4月4日、同区にある都指定文化財旧跡「切支丹屋敷跡」から出土した人骨が、江戸時代に来日したイタリア人宣教師、ヨハン・シドッチの可能性が高いと発表した。

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切支丹屋敷跡から出土した人骨

 ヨハン・シドッチは、日本が鎖国下にあった1708年に屋久島に上陸し、幕府に捕えられた後、1714年に切支丹屋敷で獄死した。獄中で儒学者の新井白石が尋問した対話内容をまとめた「西洋紀聞」で知られている。

 この人骨は2014年、マンション建設予定地の調査中に発見。鑑定の結果、シドッチの可能性が高いことが判明したという。「歴史的・学術的にも大変に価値のあるもの」(同区)としている。

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