Facebook傘下のInstagram、不快なコメントを非表示にするフィルター機能追加(まずは英語で)
Instagramが、いじめや嫌がらせコメントを表示させないようにするフィルター機能を、まずは英語版で利用できるようにした。
米Facebook傘下のInstagramは9月12日(現地時間)、写真共有サービス「Instagram」で、自分の投稿に付くコメントから不快なものを排除するためのフィルター機能を追加したと発表した。
AndroidおよびiOSの最新バージョン(バージョン9.3)から利用できるが、現在はまだ英語のみ。
自分でキーワードを設定することも、既存のキーワード集を使うこともできる。設定すると、そのキーワードを含むコメントは表示されない。ただし、コメントした人とそのフォロワーには表示される。
[プロフィール]→[設定](歯車アイコン/≡アイコン)→[コメント]で開くページで設定する。日本語版でも項目は追加されたが、まだ使えない。
Instagramの月間アクティブユーザー数(MAU)は6月に5億人を突破した。創業者のケビン・シストロムCEOは「Instagramの素晴らしいところは、さまざまな経歴、人種、ジェンダーの人々が集うコミュニティーであることだ。だが、時には不親切なコメントが付けられることもある。われわれは人々が批判や嫌がらせにさらされることなく安全だと感じられるコミュニティー文化を形成する必要がある」と語った。
「こうしたツールだけが(いじめや差別といった)複雑な問題を解決するための手段ではないことは認識しているが、Instagramを自己表現のための安全な場所とする一助になると考えている」(シストロム氏)
米Twitterも現在、不快なツイートを非表示にするためのフィルターをテスト中であると報じられている。
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