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AppleのクックCEO、「AR(拡張現実)はiPhoneのシリコンのようなもの」
Appleのティム・クックCEOが訪問先の英国でのインタビューで、AR(拡張現実)はiPhoneと同等の“ビッグアイデア”であり、将来ARを搭載したハードウェアがスマートフォンのように主流になると語った。
「AR(拡張現実)は、スマートフォンと同じくらいのビッグアイデアだと思う」──米Appleのティム・クックCEOは英The Independentが2月10日に公開したインタビュー記事でこう語った。
このインタビューは、クック氏の英国訪問中に行われたもの。同氏は先週から、欧州および英国を訪問している。
インタビュアーに「ARについて言及されましたよね。なぜですか?」と問われたクック氏は、ARはVRと違ってユーザーの世界を閉ざすことがないところが優れているとし、「ARはスマートフォンと同様にすべての人のためのものになるだろう」と語った。
また、「ARはiPhoneに入っているシリコンのようなものだと考える。それ自体は製品ではなく、コアテクノロジーだ。だが、このテクノロジーを主流にする前に、確認しなければならないことがある」とも語った。
つまり、形状がヘッドセットの形になるかどうかは別として、ARを搭載した何らかのハードウェアを主流にしたいということのようだ。
AppleがVR/AR市場に参入するといううわさは昨年2月ごろからある。早ければ年内にARヘッドセットを発表するといううわさもある。
クック氏は2016年第2四半期の業績発表後の電話会見でも、AppleはVR/ARに投資していると語っている。
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