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トヨタ自動車、「タクシー配車アプリ」のJapanTaxiに75億円出資
トヨタ自動車とJapanTaxiは、タクシー事業者向けサービスの共同開発などを検討する基本合意書を締結した。
トヨタ自動車とJapanTaxiは2月8日、タクシー事業者向けサービスの共同開発などを検討する基本合意書を締結したと発表した。トヨタがJapanTaxiに約75億円出資することに合意したという。JapanTaxiが第三者割当増資により発行する株式をトヨタが引き受ける。
JapanTaxiは、タクシー配車アプリ「全国タクシー」を開発し、2011年に提供開始。車両登録数は全国のタクシー車両の約4分の1となる約6万台にのぼり、タクシー配車アプリとして国内トップシェアを占めている。
今回の締結により、ソフトとハードの両面からプラットフォームとの連携を強化。具体的には、タクシー向けコネクテッド端末、配車支援システムの共同開発、ビッグデータ収集といった分野での協力、協業を検討していくという。
(太田智美)
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