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歩行者がいる道路で自動運転バス ソフトバンク子会社が実証実験

SBドライブが、自動運転バスの実証実験を兵庫県の播磨科学公園都市で実施する。自転車や歩行者が混在する環境で、自動運転レベル3での走行を行う。

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 ソフトバンクグループのSBドライブは5月17日、自動運転バス「NAVYA ARMA」(ナビヤ アルマ)の実証実験を兵庫県の播磨科学公園都市で20〜23日に行うと発表した。クルマや自転車、歩行者が混在する環境で、安全性や運行管理手法などを確認する。


「NAVYA ARMA」(ナビヤ アルマ)

 理化学研究所の播磨事業所敷地内で、往復約1.7キロメートルのルートを走行する。途中、5カ所の停留所を設け、研究所の職員や来訪者に利用してもらい、実用化に向け検証する。

 車両は仏Navya製のEV(電気自動車)で、基本的に運転操作を自動で行い、システムが要請した場合のみ搭乗しているオペレーターが対応する――という自動運転レベル3で運用する。SBドライブは、ルート設定などの走行準備や、車両を遠隔から運行管理するシステム作りを担当する。


NAVYA ARMAは運転席のない「レベル4コンセプト」の自動運転バスだが、車内に手動運転のためのコントローラーを備えている。写真は17年12月に東京・丸の内仲通り(東京都千代田区)で実施した公開試乗会の様子

 同地域では、国内外から訪れる研究者や、居住者の交通手段の確保が課題だった。

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